ビックリ日本

あなたは知ってた?大阪通天閣の近くにある神秘的な商店街


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大阪の有名観光スポット、「新世界」に、皆さん行った事がありますか?

派手な看板や美味しい串カツ、オシャレではないけど味のあるタワー、通天閣は、全部新世界の見所で、訪日外国人が訪れる定番の観光スポットにもなっています。

 

新世界の入り口近くに「新世界市場」という商店街があるのはご存知ですか?通天閣から徒歩1分、走ったら10秒ぐらいの所にあります。

いつも私が通天閣に行く時に通る所なのに、今まで気づいていなかったなんて…!

 

この商店街の存在は、会社の63歳の上司から聞きました。

「僕の子供の頃からあったよ!」

どうやら昔からあるらしいです。

 

新世界のすぐ近くにあるので、活気のある商店街と思いきや、さびれてシャッターが閉まったままの店が多いらしいです。。ネットで写真を見ている限り、確かに暗くて人気のない雰囲気でしたが、逆に神秘的な感じもありました。

 


そこで、台湾出身の番組リポーター・SENKAが直接現場へ調査してきました。この神秘的な商店街の正体に迫ります!

 

まず入り口の近くにコロッケ屋さんを見つけました!「通天閣コロッケ」という店。おばあちゃん1人でやっているらしいです。

 

せっかくなので、コロッケを一個いただきました!

おばあちゃんに商店街について聞いてみると、

「閉めてはる所が多い、ちょっと寂しくなった…もっと奥の方へ行ったら静かになる」とのこと。

 

まだ入口付近は寂れたシャッター商店街という感じでもないんですが、なるほど、奥の方ね!

 

さてさて通天閣コロッケのお味は…

 

「甘めの味付けでとても美味しい!」とリポーター。

私は日本のコロッケ大好き!揚げたては絶対美味しいですよね!

 

さて、奥に進みましょう!

ここから、どんどんシャッターが閉まっている店が出てきました。

本当にさびれてますね!ここの商店街。でも、なぜかそれはそれで味があって意外とインスタ映えかも!?

 

しかも大阪らしく、ユーモアで笑いを誘うポスターがあちこちに貼ってあります。

 

ポスターのキャッチコピーは、残念ながら日本語のみ。外国人観光客に分かるように、翻訳バージョンがあればいいのに!

 

続いて、和菓子屋さんに寄ってみたのですが、こちらの店主さんからビックリ情報を入手。

この商店街は、103年の歴史があるんですって!

 

今はそう見えないけど、昔は40店舗ほどが入っていて、活気のある所だったそう。今は10数店舗しか入っていません。この状況が続くと、いつか消えてしまう恐れもありますね…

 

しかし!

最近、商店街の活性化を図る取り組みが積極的に行われていて、それにより賑やかさを取り戻してきているんですって。

 

その一つが、新世界市場で土日限定で開催している「Wマーケット」

 

「Wマーケット」とは、シャッターの前に出店し、売り物には全部値札をつけません。欲しい商品があったら、その場で「いくらですか?」と店の方に声をかけ、値段の交渉をして価格を決めて購入、というスタイルなんです。

 

なんと面白い企画!私も実際いってみたい!

日本人だけじゃなく、外国人観光客も結構そのイベントに足を運んでいるみたい!

「Wマーケット」についてはこちらを見てみてくださいね!

 

動画の中で、リポーターが商店街の方々と笑いながら喋っている風景を見て、厚い人情を感じました。めっちゃほのぼの~とした内容ですよ。

是非、皆さんも見てくださいね!

 

 

 

この記事の動画はこちら

投稿者KINI(台湾)