2018.06.08 Fri
あなたは知ってた?大阪通天閣の近くにある神秘的な商店街
大阪の有名観光スポット、「新世界」に、皆さん行った事がありますか?
派手な看板や美味しい串カツ、オシャレではないけど味のあるタワー、通天閣は、全部新世界の見所で、訪日外国人が訪れる定番の観光スポットにもなっています。
新世界の入り口近くに「新世界市場」という商店街があるのはご存知ですか?通天閣から徒歩1分、走ったら10秒ぐらいの所にあります。
いつも私が通天閣に行く時に通る所なのに、今まで気づいていなかったなんて…!
この商店街の存在は、会社の63歳の上司から聞きました。
「僕の子供の頃からあったよ!」
どうやら昔からあるらしいです。
新世界のすぐ近くにあるので、活気のある商店街と思いきや、さびれてシャッターが閉まったままの店が多いらしいです。。ネットで写真を見ている限り、確かに暗くて人気のない雰囲気でしたが、逆に神秘的な感じもありました。
そこで、台湾出身の番組リポーター・SENKAが直接現場へ調査してきました。この神秘的な商店街の正体に迫ります!
まず入り口の近くにコロッケ屋さんを見つけました!「通天閣コロッケ」という店。おばあちゃん1人でやっているらしいです。
せっかくなので、コロッケを一個いただきました!
おばあちゃんに商店街について聞いてみると、
「閉めてはる所が多い、ちょっと寂しくなった…もっと奥の方へ行ったら静かになる」とのこと。
まだ入口付近は寂れたシャッター商店街という感じでもないんですが、なるほど、奥の方ね!
さてさて通天閣コロッケのお味は…
「甘めの味付けでとても美味しい!」とリポーター。
私は日本のコロッケ大好き!揚げたては絶対美味しいですよね!
さて、奥に進みましょう!
ここから、どんどんシャッターが閉まっている店が出てきました。
本当にさびれてますね!ここの商店街。でも、なぜかそれはそれで味があって意外とインスタ映えかも!?
しかも大阪らしく、ユーモアで笑いを誘うポスターがあちこちに貼ってあります。
ポスターのキャッチコピーは、残念ながら日本語のみ。外国人観光客に分かるように、翻訳バージョンがあればいいのに!
続いて、和菓子屋さんに寄ってみたのですが、こちらの店主さんからビックリ情報を入手。
この商店街は、103年の歴史があるんですって!
今はそう見えないけど、昔は40店舗ほどが入っていて、活気のある所だったそう。今は10数店舗しか入っていません。この状況が続くと、いつか消えてしまう恐れもありますね…
しかし!
最近、商店街の活性化を図る取り組みが積極的に行われていて、それにより賑やかさを取り戻してきているんですって。
その一つが、新世界市場で土日限定で開催している「Wマーケット」
「Wマーケット」とは、シャッターの前に出店し、売り物には全部値札をつけません。欲しい商品があったら、その場で「いくらですか?」と店の方に声をかけ、値段の交渉をして価格を決めて購入、というスタイルなんです。
なんと面白い企画!私も実際いってみたい!
日本人だけじゃなく、外国人観光客も結構そのイベントに足を運んでいるみたい!
動画の中で、リポーターが商店街の方々と笑いながら喋っている風景を見て、厚い人情を感じました。めっちゃほのぼの~とした内容ですよ。
是非、皆さんも見てくださいね!
投稿者KINI(台湾)
- SHOP INFORMATION
新世界市場
- 場所
〒556-0002 大阪府大阪市浪速区恵美須東1丁目21-12
- 営業時間
各店舗による
- 定休日
各店舗による