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神の使い「奈良のシカ」を中国人が体を張ってリポート!


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先日、奈良公園に生息する国の天然記念物、「奈良のシカ」の群れが住宅街を走り抜ける動画がSNSに投稿され大きな反響を呼びました。

 

専門家曰く、シカは、一頭が走り出すと後に続いてみんな走り出す習性をもつゆえに、このようなことが起こったそうです。

 

ところで、奈良のシカといえば、エサをあげる時に「おじぎ」することでも有名ですよね。

 

今回は、「奈良のシカを紹介したい!」と楽しそうな中国人リポーターが、おじぎする様子を体を張ってリポートしてくれました!

 

まずは、シカとコミュニケーションをとるために欠かせない、鹿せんべいを購入しましょう。

 

せんべいの原料は、米ぬかと小麦のみ。製造している会社は全国に5軒しかないそうです。もちろん、すべての会社が奈良市内にあります。

 

購入するとすぐに、シカたちは寄ってきます。

 

リポーターは奈良のシカたちの習性を紹介しようと奮闘しますが、服をかまれた上に、四方八方囲まれてしまい、逃げ場がなくなってしまいました。

 

奈良のシカにとって、「おじぎ」は「せんべいをくれ!」という催促の合図。

感謝やあいさつ、という意味ではありません。

だから、すぐにせんべいをあげないと、リポーターのように囲まれて、最悪の場合かまれます。いくらかわいくて、「神の使い」と言われていても、野生の動物。

危険なので、せんべいを買ったらすぐにあげてくださいね。

 

落ち着いて見てみると、シカはすぐおじぎをしているので、まずは冷静になることが大切!

 

そして、囲まれても、怖いからって走って逃げないこと!!!

これ、とても大切。わたしは大学生の時、怖くてちょっと走ってちょっと追いかけられました。せんべい屋のおばちゃんにも怒られたっけ…。

 

奈良公園に近い大学に通っていたため、大学構内でもほぼ毎日、シカの姿を見ていましたが、何もしなければ、草をむしゃむしゃ食べていて、触っても何もしてこない穏やかな動物です。とってもかわいい。(なお、シカの毛はゴワゴワしていて結構かたい)

 

ちなみに、奈良公園から歩いて10分、「奈良の鹿愛護会」が運営する「鹿苑」では、ここでは奈良のシカの歴史を学べるだけでなく、6月いっぱいは、その年生まれたコジカを見ることができます!細くてちっちゃくて、親に甘えてるコジカのかわいさったら、言葉になりません…!!

これを機にぜひ、奈良のかわいいシカに会いに行ってはいかがですか?

 

 

 

こちらの記事は関西ウォーカーWEBで連載中「ビックリ関西」でもご覧いただけます

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投稿者KAPPA(日本)