2018.09.06 Thu
トンネルのむこうは、絶景でした。廃線ハイキングでプチ冒険!
「穴があったら入りたい!」と常日頃思っている私。
私、穴が大好きでして。そう!真っ暗なトンネルなんてワクワクします。
そこで以前から行きたかった「武田尾廃線ハイキング」に行ってきました。
旧JR福知山線の廃線の跡地、もともと線路があった所がハイキングコースになっており、立派なトンネルを潜り抜けて進む人気の場所なんです。
今回のコースはJRの西宮名塩駅~武田尾駅の間、だいたい2時間ぐらいで歩けるコースです。途中にトイレは無いので出来たら駅でお手洗いを済ませましょう。西宮名塩駅は大阪から30分くらいで行けます。
面白いことに西宮名塩駅は、大半がトンネルの中!
そしてめざすゴール地点の武田尾駅もトンネルの中!駅についた時から冒険が始まってる感じでテンション上がります。
コースは、武庫川という清流にそって進みます。ここに昔、汽車が走っていたんですね!足元には枕木が並んでいます。汽車の中から見る景色も素晴らしかったんでしょうね。
しばらく歩くと、目の前にぼっかりと穴が現れます!そう、これがそのトンネル。中は真っ暗なんです。言い忘れていましたが、懐中電灯は必携ですよ!
トンネルの中は夏でも凄く涼しい!そして冬は暖かいんだとか。素敵!これがこの廃線ハイクの醍醐味。入ってしばらくすると本当に真っ暗になりますので足元に注意が必要。こんな感じ。
ところどころ穴の中に穴があります。幽霊が潜んでいそうでちょっと怖い。え?何か顔が見えるって?怖いこと言わないで~!
これは、実は汽車がトンネルに入って来た時、線路内で作業をしていた人が逃げるための穴だそう。それにしても小さな穴なのでちょっと太った人は入らなさそうなのだけど…昔の人はスリムだったのかしら?
ようやく出口が見えてくるとホっとします。
そして、穴から見える外の光と新緑が素晴らしく美しいんです!まるで絵画のよう。
紅葉のシーズンはこんな感じに。
このコースは、そんなに高低差も無く、子供でもお年寄りでも楽しめますよ~
1986年に廃線になった後、ここは一時立ち入り禁止になっていたのですが、「廃線ハイキング」の人気が高まって2016年の秋にハイキングコースとして整備されました。それからというもの、全国から廃線マニアだけでなく家族連れが訪れる人気のコースになりました。ただし、トンネル内に照明は無いですし「ケガをしたら自己責任」なのでご注意を。
まあ、逆に照明をつけられたら、冒険気分は味わえないですが。
トンネルは全部で6つあります。
そしてこの廃線ハイクの一番の絶景がトンネルとトンネルの間にある赤い陸橋。その様子を動画で見て冒険気分を一緒に味わってください。
終点の武田尾には温泉もあるので、立ち寄るのもいいですね~。
真っ暗なトンネル、手を繋いで歩けるという事でカップルにもオススメですヨ!
投稿者YURIPYON(日本)
- SHOP INFORMATION
武田尾廃線ハイク
- 場所
兵庫県芦屋市奥山
- Webhttp://nishinomiya-kanko.jp/haisen2017/