ビックリ日本

関西にこんな日本の原風景が!「美山かやぶきの里」


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まずはこの写真を見てください。

パっと見、何十年前の写真だろう?って思いませんでした?

 

これ、撮影したのはつい最近なんです!

 

写真に写っている家は、どれも「茅葺き屋根」。

ススキなどを材料にびっしりと敷き詰めた屋根が特徴的で、日本ではなんと太古の縄文時代から使われていたスタイル!

でも江戸時代頃にはどんどんと無くなっていき、今ではめったに見られません。

 

そんな珍しい茅葺き屋根の集落があるこの場所は、

京都府南丹市・美山町にある「かやぶきの里」。

茅葺き屋根の集落で一番有名なのは岐阜県の「白川郷」だと思いますが、関西にもこんな場所があったなんて!

 

ただ、アクセスがとっても面倒!(京都駅から美山町まではJRとバスで約2時間くらい)

でもでも!そんな辺鄙な場所だから逆にイイんです!

 

移動中も、景色がどんどん田舎に変わっていくのでまるでどんどん時代を遡っていくような気分になれます。

 

実は、茅葺き屋根ってメンテナンスがとても大変!

数十年ごとに屋根の茅を全て入れ替える作業をしないといけないし、専門の技術も必要。

 

また火にとっても弱い!!火災対策は超重要事項です。
なので、いたるところに「放水銃」が配備されているんですよ。

定期的にこの放水銃を使った防災訓練をしていますがこれが圧巻!まるで水の芸術みたい!一つの観光イベントにもなっていたりします。

 

お金や手間がかかるけれど、この古き良き「茅葺き屋根」の原風景はいつまでも残していきたいですね。

 

ぜひ行って、ノスタルジーな日本を感じてください!

 

 

 

投稿者KENT(日本)