2020.02.27 Thu
台湾娘が日本の伝統「飴細工」を初体験!
日本では「飴細工」という伝統技術があります。
今回は、日本の飴細工の師匠が飴細工を作る手順を紹介してくれました。永年伝えられてきた知恵と技術がそこには詰まっていました。
師匠は慣れた手つきで色々なキャラクターを作ります。
さまざまな種類の飴細工を作ることができるのは優れた技術だけではなくて、子供のような純粋な心を持っているというのも大事なポイントかもしれませんね。
台湾には「吹き飴」というものがあって、手順が似ています。でも、飴細工の用具は台湾の吹き飴の用具とちょっと違います。
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台湾の吹き飴機械は鉄桶や鉄板の組み合わせです。
でも、日本の機械は、なんと木材で作られてるんです!しかも自分で作るというから驚き!
そして、それぞれの作り方も違いますよ!
日本の飴細工は専門なハサミで飴を切ります。出来たての飴はアツアツなので持って切るのはきっと熱いはず!
台湾の吹き飴は「飴を切る」というアイデアはないので、師匠がこんなに熱い飴を平気で持っている様子を見ると、とてもすごいと思います!
師匠が食紅を飴に揉み込むと、飴が色鮮やかに!
このように他の色の飴も作り、それを組み合わせてバラが完成!
とても綺麗ですよね!食べるのがもったいない!あなたもやってみたいですよね?
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台湾の吹き飴の色は、日本の飴細工よりも単純。赤い食紅で飴を飾り付けだけです。
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台湾も屋台などで吹き飴が体験できますよ。ストロー状になった部分を吹きかけると、風船のように飴がふくらみます。
その形から「吹き飴」と言うんですね。
昔は日本の飴細工も口で吹いて形を作っていましたが、今は空気入れを使います。
ウサギの尻がどんどん丸くなりました!本物みたいですね。
師匠は本当にすごい!師匠の手にかかれば、ただの水飴も活き活きとした動物に!
見るだけだと簡単そうですが、永年の修行の賜物。
ただの花びらだけでもかなりの練習が必要です。まさに「石の上にも三年」!
それを考えると、心から感心してしまいます。
台湾の吹き飴も同じ。
昔から継承してきたものだからこそ、クリスタルのように透き通る吹き飴が生まれました。
日本の飴細工と台湾の吹き飴は、どちらも貴重な伝統的な文化。これからも長く続けられるように先人の知恵を継承してほしいと思うのでした。
[投稿者:ALICE(台湾)]

投稿者KENT(日本)