2020.03.26 Thu
「これが中華!?」神戸・南京町の中華料理店「民生」を中国人初体験!
今回紹介するグルメは、神戸南京町の『廣東料理店 民生(みんせい)』。
1960年創業の老舗中華料理店です。
実はこちら、しばしばメディアで取り上げられ行列もできる有名店なんですが、
現在は新型コロナの影響で空いているからチャンス!とのこと。
なので今回は日本人の私と、中国人リポーターも一緒に食べに来ました!
本場の中華料理とどう違うのかも比較してもらいます。
店内はテーブル席が80席ほどありますが、確かに空いていますね。
席に着くとまずはお通しが。
冷たいお豆腐に、甘辛く味付けされたショウガとネギがのってて、美味しい!
でも、ちょっと和風で中華っぽくないかも。
中国人リポーターも「中国では食べたことのない味!」とのこと。
看板料理「イカの天ぷら」
「イカの天ぷら(小)」( 1,800円)
実は私、イカが少し苦手だったんです。ちょっと固くて長い間噛まないといけないのがどうも。。。しかし!!このイカ!柔らか~い!深い切込みが入っていて、表面はサクッと香ばしい。
さすが創業以来の看板料理!!味付けは薄めでシンプル。イカ本来の旨味が楽しめます。サイズは(小)ですが量が多い!できたら4人ぐらいで来てシェアした方がいいかも。
中国人リポーターも、「弾力があって美味しい! 醤油をつけて食べると更に美味い!」と絶賛。そしてやっぱりこちらも中国で食べたことはないんだとか。
お店オススメ「ミンチのレタス包み」
「ミンチのレタス包み(小)」(2,200円)
パリッパリのレタスと、牛ミンチ。このミンチをレタスで包んで食べます。中国人リポーターによると、故郷ではミンチをパンで包む事はあるけどレタスで包むのは初めてだそう。見た目よりずっとアッサリした上品な味で脂っこくないのがGOOD。
ただ、食べるのが難しい…!筒状に丸めるとボロボロとこぼれてしまう…
お店のお母さんオススメの食べ方は
「しっかり4方向から包んで出来るだけ大きな口をあけて、一気に食べること」だそう。なるほど。
こちらも(小)なのに量が多め。4人くらいでシェアするのに丁度いいです。
中国人リポーター注目!「ワンタン麺」
ワンタン麺(900円)
中国人リポーターがメニューを見て「食べたい!」と言ったのが、こちら。
ワンタン麺という料理名を見ると、故郷の混沌(中国のワンタン)を想像したけど、実際出てきたワンタン麺は故郷のとは違ったみたい。
こちらのワンタンは小さくて一口で食べることができ、柔らかくてとろける感じが美味しい!と舌鼓。スープもあっさりしていて、全部飲み干したくなる味です。
デザート「杏仁豆腐」
杏仁豆腐(550円)
最後のデザートは中華の定番、杏仁豆腐!やさし~い甘さ!
これだけでもここに食べにくる価値がある!数々の杏仁豆腐を食べてきたけど、このトロトロ感が私史上最高級です。
「中国ではさぞかし美味しい杏仁豆腐を食べてきたよね?」と中国人リポーターに聞いてみると、「中国ではあまり杏仁豆腐たべたことないんです。日本の杏仁豆腐、すごく美味しい」と意外な返事が。そうなの!?
食事の後には三代目となる店主とお話させていただきました!
(一番右の方です)
「ボクの父は中国人で、母が日本人。だからボクはチャンポン。そしてうちのお店もチャンポンなんです。つまり中華と和食が合わさった感じ!」
なるほど~~~~!!
だから中国人リポーターも初めての味が多かったわけだ。
中華と和食の良いとこ取り!納得!
戦後の焼け野原から続いている南京町の中でも一番の老舗がこのお店なんだとか。この近所にある神戶華僑歷史博物館にも、戦後の「民生」の写真が残っていましたよ!
店名は孫文先生の三民主義の「民生」からつけたそうです。神戸南京町で長く愛されている味、是非食べに行ってみてくださいね!
投稿者YURIPYON(日本)
- SHOP INFORMATION
廣東料理店 民生(みんせい)
- 場所
〒650-0022 兵庫県神戸市中央区元町通1-3-4
- 電話番号
078-331-5435
- 営業時間
【火~日・祝・祝前】 ランチ 11:30~15:00 (L.O.15:00) 【火~日・祝・祝前】 ディナー 17:00~20:00 (L.O.19:30)
- 定休日
月曜日
- Webhttp://www.minsei.net/