ビックリ日本

大阪港にこんなフォトジェニックな穴場が!?レトロカーの博物館


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みなさん、大阪港周辺の観光スポットといえば?
やはり王道すぎる海遊館でしょうか?

中国人の私はあのあたりって観光地は海遊館くらいしかないと思っていましたが、
海遊館から歩いて約10分ほどのところに、ロマン溢れる大人の隠れ家のようなクラシックカーの博物館「GLION MUSEUM」があるのを発見したんです!

どうやら日本人にもあまり知られていない場所みたい。
更に興味を持った私は実際に行ってリポートしてきました!
今回のコロナ騒ぎが収束したら、ぜひ皆さんに行っていただきたい面白い場所だったので、今回は外国人目線で「GLION MUSEUM」のビックリポイントを紹介します!

 

異国の雰囲気!絶好のフォトジェニックスポット

GLION MUSEUM」が面白いと思ったのは車だけじゃなく、ここの雰囲気も!
この博物館の建物はなんと100年近い歴史を持つ築港赤レンガ倉庫。

建物自体の古き良きを活かして、まるで往時のロンドンの街並みのよう。
レトロカーたちと相性バツグン!館内はフラッシュなしであれば、写真撮影可!
SNS映えの写真を撮りに訪れても絶対いいと思います!

実はここ、ウェディングの会場としても使われているんですよ!

こんなとこで挙式ができるなんて、オシャレ!

 

クラシックカーの種類と数がハンパない!

私は、車は普通に好きですが、あくまで一般レベルです。マニアではありません。
でもここに興味を持ったのは、クラシックカー自体が珍しかったから!
実は私の故郷、中国では一定の年数に達すると強制廃車という法律があるんです。なので10年以上前の車はほとんど見かけないし、むしろクラシックカーを集めて楽しむ文化はほぼ皆無。
なのでここで自分の年齢よりさらに古い車を近くで見れるのはかなり新鮮です!

ミュージアムの敷地に入ったとたん、ベンツやBMWなどのクラシックカーがずらりとお出迎え!

しかもどれもすごくきれいな状態!窓ガラス越しでインテリアも覗けます。

 

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エアコンの吹き出し口はないんだ!…まあそれはそうですね、だってエアコンの発明は車の後だからね!

ミュージアムのスタッフさんに聞くと、
ここはなんと国内外、多種多様なメーカーのクラシックカーが200台ほど、しかも全部ちゃんと動く車で、時期によって展示車を入れ替えているんだそう。

 

 

クラシックカーを見て進化の歴史を感じ取れる!

私が注目したのは、ミュージアムの最初の展示場で見かけた2代目の日産スカイラインGTR

カッコいい!しかも、当時生産台数が極めて少なく大変珍しいそうです。でもよ~く見ると、アメリカのダッジ社の初代チャレンジャーという車に似てる?

 

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「日本車は、昔アメ車のパクりのようなデザインをしていた時代もあった」という噂をふっと思い出しました。※これはあくまで私の個人的な感想です。

そこで私は、長い年月をかけた自動車メーカーの進化の一部を初めて間近で見ているんだと実感し、感動したわけです。

 

 

著名人や有名映画で使用されていた超レアな名車も!

こちらは、キャデラック シリーズ61

このタイプの車はなんと、映画「ゴッドファーザー」の中で登場!
自分の生まれる前の映画作品に登場した車の実物を生で、更にキレイな状態で見れるなんて、テンションが上がりますね!

また、「博物館内で一番高価でレアな車は?」とミュージアムのスタッフさんに聞いて紹介してもらった車がこちら。

こちら、なんとイギリスの貴族が乗っていたロールスロイス!赤ワイン色と黒色のエクステリアはとてもエレガンス!

そして、ロールスロイスの象徴「フライング・レディー」、

通常は立ち上がった姿ですが、この車の持ち主の地位があまりにも高かったため、「フライング・レディー」はなんとひざまずいています!


この車は他にもいろいろ珍しいポイントがあります、それはぜひ博物館に行ってチェックしてください!

 

 

如何でしたか?
大阪市内なのでアクセスも簡単、車好きの方はもちろん、そうでない方も非日常なひとときが楽しめるちょっとした穴場でした!

[投稿者:SON(中国)]

 

 

 

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投稿者KENT(日本)