2020.05.19 Tue
極限の環境で心も体も浄化しよう!真冬の滝修行に挑戦!
今の社会は、速いリズムで、膨大な仕事や学業などを抱えながら、生活してかないといけません。
そんな中、悩みや煩悩、憂鬱などマイナスの気持ちがどうしても付きまとってくるもんです。
今回は、そんなマイナスの状況になった時にに、少しでもそのストレスを解消できるとっておきの手段をご紹介します。
それは滝行!
大好評!気軽に滝行ができる勝光寺
大阪・河内長野市にある「勝光寺」。ここでは滝行の体験ができ、年間約1000以上の人が修行を受けに来る大人気の修行スポット。
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私は気温が一番低い2月という真冬の時期に、ここ勝光寺に滝行の体験をしに行きました!
難波から電車とバスで約1時間。自然いっぱい、マイナスイオンあふれる山のふもとにあるお寺です。ここに来るだけでも気持ちがだいぶ浄化されるような気分。
体験料金は一般の方が8000円で、学生の方は5000円。
この修行コースでは、ここの住職の方が立ち上げたユニークな人間学「人間繁盛学」の勉強や読経、座禅、そして滝行が含まれていますよ。(滝行のみの修行は承っておりません。)
勝光寺の住職・井本さんは取材当時75歳。でもとてもお元気!悟りを開いた優しいお爺さんという印象でした!
滝行は、滝に打たれるだけじゃない!
まずは住職の井本さんの説明を受けます。滝行の成果を上げるため、人間繁盛学、お経と座禅の作法とマナーも学びます。
お経や座禅自体が人生初めての経験。最初はただ座ってじっとすればいいのかと思っていたけど、
神聖な本堂で住職さんお経を聞きながら静まり返った空間で座禅をしていると、不思議とだんだん心が落ち着き穏やかな気持ちになってきました!
いよいよ滝行!折れそうな心との戦い
勝光寺からすこし歩いたところにある小さい川まで向かいます。
この時は一体どんな滝なのか緊張と期待でいっぱい!
山路の最後のカーブを曲がると、ようやく滝が目の前に!
高さおよそ3~4メートル。周りの三面は岩で囲まれまるで桃源郷。
滝のすぐ隣には神様の石像が祀られています。神々しい空間がとても印象的!
更衣室で着替えを済ませドアを開けた瞬間、強い寒気に襲われます。
その時点で気力がふっ飛んでしまいました!
さらに、そこから冷水を体にかけて体を馴らします。
超~冷たくてトゲトゲしい川底を肌足で踏む激痛と、冷水を体にかけたとたん極寒が体中に走りまわる恐怖!!これは人生初の感覚!ツライ!
半分心が折れかけた自分の気持ちを取り戻すため、住職さんと一緒に神様の石像と滝に向かって大きな声で御礼
「お願いします!やります!」
いよいよ滝に入ります!
高さが3メートルだし水量も大したもんじゃないと思うかもしれませんが、とんでもない!
極寒の水が体温を一気に奪い、力強い拳で力強く背中をたたきつけられているよう!滝に入った瞬間ビックリして反射的に外に逃げようとしてしまいましたが、それを住職さんが制止、滝の中でなんとか耐えます。
とにかく寒い!!体に叩きつけられた滝の振動と音が全身に回っていました。
普段の悩みや、迷い!?
全然そんなところじゃない!とりあえず一生懸命堪えることで必死!
修行直後に効果をすぐ実感!
「はい!オッケー!よく耐えました!」と住職さんが終わりを宣言。
この時間、たった1分。
こんなに人生で長かった1分があったでしょうか!
滝から出ても、まずしっかりと滝と神様に大きな声で感謝。常に礼儀作法を大事にしていますね。
あれだけ極寒の体験をしたし、これは熱でも出てもおかしくないと思っていましたが、
その後帰りの電車の中でも体がどんどん清々しくなって、精神的にも爽快感でいっぱい!
滝行の効果をすぐに実感できた瞬間でした。
この滝行のような極端のシチュエーションに陥った時、人の頭の中は、その時の感覚(寒さ)と感情(恐怖)にひたすら集中していることに気づきました。
その時は、普段の生活の悩みやストレスなんてどうでもよくなるんです。というかどこかに吹っ飛んでます。
そして試練を終えてもう一度これらのマイナス要素と向き合う時、心に余裕が生まれている気がします。
本当に素晴らしい体験でした。感謝です。
こちらの滝行は年中体験することができます。皆さんももし興味があればぜひ体験してみてください。
そして、より厳しい環境での修行と、より精神の爽快感を味わいたい方には、私のように真冬の季節にあえて行ってみるのをオススメします!
[投稿者:SON(中国)]
投稿者KENT(日本)
- SHOP INFORMATION
勝光寺
- 場所
〒586-0085 大阪府河内長野市日野1379-6
- 電話番号
0721-60-0021
- 営業時間
7:00~17:00
- 定休日
無し
- Webhttp://www.syokoji.jp