今は、なじみのお客さんが心配して来店する程度で、まだまだ旅行客は少ない様子。入口にはちゃんと消毒アルコールがありました。
大阪のお好み焼きといえば豚玉や筋コンが有名です。
ここは一旦ご主人が焼いてくれたものを、各テーブルの鉄板で保温しながら食べる「プロが焼いて最後までアツアツを楽しむ」という嬉しいスタイル。
豚玉、すじ玉なども人気ですが、一番食べていただきたいのが「もだん焼」
もだん焼(830円)
ここのモダン焼きは、卵タップリの生地に、一度焼いた焼きそばを絡めて、焼き上げるスタイル。
お好み焼の間に焼きそばを挟んでハンバーガーのように作る方法もありますが、このお店のように、焼きそばとお好み焼きが完全に合体した感じがいいんです!
ソースとマヨネーズもたっぷりかけてもらいましょう。
ふんわり柔らか~い口当たりに、おそばのプニュっとした食感と甘辛いソースが絶妙にマッチ。鉄板の上でさらに表面がカリッと仕上がりこれがまたお酒が進む!久しぶりにいただいたからか、以前よりも美味しく感じます。
テイクアウトもありますよ~ こちらは見た目も鮮やかなポテトコーン。ピザみたいですね!
ポテトコーン(750円)
お店のご主人にもお話を聞けました。
「久しぶりに再開してお客さんが来てくれた時、泣きそうになった。嬉しくて。お客さん一人ひとりに感謝の気持ちが心にしみてしまいます。」
「もし将来コロナ騒動で最後の国が収束宣言したら、その日を世界の収束記念日にして、みんなで国旗を立ててお祝いしたい。このお店には、世界中からお客さんが来てくれたのでまた来て欲しい。」
なんとアゼルバイジャンからもお客さんがはるばる来てくださっていたそう!ご主人、日本の外交官並の国際交流をされてたんですね。
店内には、いろんな国のお札やメモ書きが。どこの国のかわかりますか?
また世界中の人に大阪のお好み焼きを気軽に味わってもらえる日が来て欲しいですね。
こちらは今考案中のメニュー「すじコン」。特別に試食させていただきました。
甘辛くじっくり煮込んでいて、居酒屋で食べるのより大きなすじが、ガツンと入っています。コラーゲンたっぷりで元気がでるので早くメニュー化されるといいな。
ちなみに、新梅田食堂街の方にも同名のお店がありますが、そちらは息子さんがやっておられるお店です。そちらもぜひ行ってみてくださいね。
「きじ」のお好み焼きの味が、以前よりさらに美味しくなっているのはお客様への感謝の気持ちが倍増しているからかもしれませんね。
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