中国人リポーターに言われてハッとしました。確かに街中でゴミ箱を見かける事ってあまりないかも。
「ゴミ箱がないのに道がこんなにキレイ!」
わたしは、普段あまり道路をキレイだと思ったことはないけれど、そう思ってくれてる人がいるのは嬉しい話ですよね。
それでは、「道をキレイに保つ秘訣」、日本人にインタビューして解明しましょう~!!
「昔はこの辺りもすごく汚かったんですよ、キレイになって凄く驚いています。」と語ってくれた女性の方は、「ゴミ箱があった方が逆に汚い」と教えてくれました。
確かに、ゴミ箱がある場所のほうがゴミが溢れかえっていて、汚いですよね。
最近では、コンビニのゴミ箱も店外ではなく店内に設置されています。これは、店の外だと家庭ゴミが捨てられてしまうので、それを防ぐための対策でもあったみたい。
他にも、たくさんの人にお話を伺いましたが、一番多かったのは、「出たゴミは持って帰る」という回答でした。ちょっとコンビニで買ったお菓子とか、おにぎりを食べた後のゴミとか、「袋に入れてカバンの中に戻して、家に持って帰る」。当たり前のようにやっている行動ですが、リポーターには驚きだったようです。
ただ、子どもの頃なんかは、たまに、ゴミを持ち帰った事を忘れてしまい、同じカバンを持って出かけた時にゴミがある!!と気づいてブルーな気持ちになることも。ゴミを持って帰ったことを忘れないように注意しなければいけませんね。
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実際できるかできないかは別として、するべきであろう行動は頭の中に入っています。
そうすることが「当たり前」だと、思っています。
でも、この「当たり前」って、外国人からしてみれば、不思議な光景なんですって。
「死ぬかもしれない時に、なんでそんな冷静でいられるの?」
中国人リポーターの口から出たのはそんな素朴な疑問。
「普段から、地震が発生したらこういう対応をするって教えられたり、話し合ったりしている」という女の子。実際に、学校や会社でも頻繁に防災訓練がありますよね。
「おはしも(押さない、走らない、しゃべらない、戻らない)」って標語も教えてもらったっけ。小学校の6年間、耳にタコができるくらいこの言葉を聞いた思い出があります。
インタビューに答えてくれた中国人の彼らは、日本人が冷静な対応をしていたことに対して、「マナーやルールが生活の一部になっている」と答えてくれました。
そうやって見えていることは、素直に、うれしいなぁと思いますよね。
非常時だけではなく、常日頃からそう思ってもらえるような振る舞いがしたいなぁ。
別の男性は、「空気を読んでしまう」と言ってくれました。この言葉は、「気を遣える」というプラスの意味もあるけれど、「周りを気にしすぎる」ってマイナスの意味も含んでいますよね。実際、「自分の意見はないのか!!!」と言われがちな気がします、日本って。
ただ、災害時にはこの事がプラスとなって、非常時を乗り切ることができました。
必要以上に現場がパニックにならなかったのはきっとこの「周りを気にしてしまう」精神のおかげ。
自己主張も、空気を読むことも、どちらも大事にしていきたいなぁ。なんてどちらも得意ではないわたしは思うのでした。
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