これは福山雅治さん主演、ジョン・ウー監督の映画「マンハント」のパンフレット。実はこの裏面の写真は大阪の中之島!大阪が映画の舞台になっていたんです。そして写真の中央に並ぶ2つのビル。今回はこのビルから、絶景を臨む超リーズナブルなお食事が楽しめる穴場レストランをお教えいたします!
大阪市の中之島フェスティバルタワー(写真左)とフェスティバルタワー・ウェスト(写真右)。高さ200mの2棟のツインタワー。
コンサート会場のフェスティバルホール、そして朝日新聞社が入っています。このビルで働いている人はなんと約1万3000人!ちょっとした町ですよね。
このビルにある食堂が「フェスティバルキッチン」。社員食堂と少し違って、このビルで働く人のための「職域食堂」で、しかも一般の人も入れるんです!なんだかワクワク。ビルの入り口はいかにもビジネス用!という感じでスーツ姿のビジネスマンが大多数。「え?ホントに一般人が入っても良いの?」とちょっとドキドキ。
エレベーターが6基も!
でも注意なのはフェスティバルキッチンのある12Fに止まるのは、一番手前のエレベーターだけ!(他のエレベーターに乗っちゃった場合は13Fまで行ってエスカレーターで1階降りてくださいね)
入口はこんな感じ。
12:00~13:30はランチタイムで超満員なのでその時間帯は避けた方がいいです。
(基本的にはこのビルで働いている方々の為にある食堂ですからね、一般の方がこの時間にたくさん来ると、混雑対策で部外者使用禁止になっちゃうかもしれません)
ランチ用メニューは11:00~14:30なので、ランチで行くなら14時前後がおススメ。
店内はフードコート形式。トレーをもってカウンターへ。お水やオプションの小鉢はセルフサービスです。日替わりメニューの定食がある「カフェテリア」のほかに、「鉄板焼き」「うどん」「そば」といった専門店も。
こちらの「うどん」や「そば」は、なんとここで早朝4時から麺を打って作ってらっしゃるという自家製麺がこだわり!これはスゴイ!
今回は、そのこだわりの自家製十割そば(550円)を注文!
カロリーはたったの383kcal!素晴らしい~。そしてこの食堂一番のオススメ、テラス席でいただきます!
超すばらしい景色!
眼下に流れる川は、福山正治さん主演の「マンハント」で水上バイクでカッコよく疾走するシーンが撮影された場所!
このビルのこのフロアからも撮影されたとか!感激!
まずは、塩とワサビでそばの香りを楽しみ、次におつゆにつけていただきます!
つなぎとして小麦粉を入れるのが多い中、そば粉だけでつくられた「十割そば」は、本来の蕎麦の香りと旨味が引き立つ通好みの味。
日替わりメニューも色々あって何度来ても楽しめそう!
さらにさらに、ここは夜もめちゃくちゃ素敵なんです。
夜バージョンの紹介記事はこちら!
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「37分間ワンカットで撮られたゾンビ映画」と聞くと、「なにそれ?気になる!」とは思うけれど、有名な俳優が出ているわけでもない、そもそも当初はCMも流れてない、この映画を知る術ってよほどの映画ファンじゃないとなかったと思うんです。
でも気が付いたら「なんかめっちゃバズってるらしい」「おもしろいらしい」って情報が日本中に飛び交うようになってましたよね。
「もちろん、作品力というか、作品自体のおもしろさも当然あると思うんですけど、おもしろいってだけでは中々ヒットしないなぁとは思っています。何が一番よかったかなと思うと…2館で始まったっていうのが意外によかったんじゃないかな」ヒットにつながった秘訣を、こう語ってくれた市橋さん。
「座席数は少なかったけど、毎日満員で。おまけに今じゃ珍しい劇場の窓口でしかチケットが購入できないっていうシステム。となると朝イチから並ぶしかないから、毎日チケットを求める長蛇の列ができていたんです」
そして、劇場へ行ったけれども満席で入れなかった人や、そのプレミアなチケットで映画を観ていただいたお客様が「この映画、おもしろい!けど、ネタバレになるので話せない」「朝から並ばないと入れないらしい」などと話題になって広がっていったのが一つの要因だといいます。
日本では、映画は静かにおとなしく鑑賞する文化なので、皆で一緒に笑ったり拍手をして、感動を共有し一体感になるようなことはほとんどありません。それが、この映画では自然に起こっていた。
「めちゃくちゃ笑い声とか、最後に拍手とかが起きたんです。来られた人が、こんな体験ができる映画があるんだ、とすごく感動してくれました。そして、映画が終ると監督やキャストが現れていきなり舞台挨拶をして、その後ロビーでサイン会をしたんです。初めから30館、40館でやってたら満席にはならないし、ここまで盛り上がることにはならなかったかもしれませんね。」
さらに、「自分たちから積極的に関わることから始めたんです。」とも語ってくれました。
「当初、宣伝費用は、チラシを刷るだけでした。そのチラシをお店に置かしてもらって、さらにその様子をSNSにアップして…」
そして当初は、映画を観た方の感想ツイートに対して、上田監督を筆頭に、キャストや私が直接「いいね」やリプライでお礼をくまなく送ったのです。
これ、胸アツポイントだと思うんです、ちょーーーー大事。だって、むちゃくちゃ嬉しいもん本人からリアクションあったら!!最高かよ。
私自身、好きなものの感想をつぶやいた経験があって、その関係者が返信をくれたり、いいねをくれたら「気持ちが伝わった!」ってすごく嬉しかったんです。そして「もっとこの良さを広めたい!」って更に感想をシェアしていく。
このサイクルに繋がるんですよね。この映画もきっとこのサイクルを生み出して、どんどん口コミが広がっていったワケです。
「カメ止め」のウワサでよく耳にするのが「低予算でここまでできるってスゴイ!」ということ。この映画の製作費は300万円。日本映画の製作費が5000万~1億といわれている中で、いかに低予算かは一目瞭然。
しかも、「もとは250万くらいでやろうとしていたので、むしろオーバーしてるくらい」とのこと。どうなってんだ!確かにスゴイ。
そもそも、「カメラを止めるな!」は「CINEMA PROJECT」という、俳優と監督の養成スクールが手がけるワークショップで製作された映画。そのため、ワークショップに参加した役者の出演料はゼロ。また、通常の映画では必要な膨大な宣伝費がほぼかかっていないらしい。「宣伝で最初にかけた費用は、チラシを印刷しただけ。あとは一切何も使ってないです」
今ではメディアの露出が多いですが、「TVやラジオ、雑誌などへのお金は一切使っていません。全部取り上げていただいたんです」とのこと。
「恐ろしいほど取り上げていただきました」と語ってくださいましたが、メディア側に「この映画を紹介したい!」という気持ちにさせたのもまた、この映画のすごさ。本編のどこをとってもネタバレになるので、内容に触れずしていかにこの映画の魅力を紹介するかという中での各メディアの取り上げ方も多種多様で、更に皆さんが注目することになったのは間違いありません。
さぁ、こんな貴重な裏話を知っちゃうと、まだ観ていない人はもちろん、観た人も改めて「カメラを止めるな!」を見返したくなるはず!
なんと2018年12月5日には、Blu-ray&DVDが発売!(特典映像は本編メイキングやワークショップの様子も含めなんと135分の大ボリューム!最高かよ!)
さらに、台湾、タイ、香港、イタリア、ドイツ、フランス、イギリスなど海外での上映も順次展開しているそうです!海外の方にもきっとこの面白さは共感できるはず!
ちなみに「CINEMA PROJECT」では現在、次回作となる第8弾の作品は完成しており、これから映画祭や公開に向けて動いていくようです。こちらも期待!
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