しかし台湾人の私は、10年前に日本に来てから、「手書き」にこだわる文化が日本に残っているのにビックリ。一番分かりやすいのは、年賀状!
こんな時代だからメール1本で済むのに、わざわざハガキに手書きで挨拶文を書いてポストに出しに行く、というアナログな文化が残っているなんて。
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私も昔、台湾にいた時はよく大事な節日の時、お祝いカードを書いて、大切な友たちや親戚に送っていたけど、パソコンや携帯が普及してからはメールやラインメッセージで送るようになっちゃいました。だって簡単で便利ですもん!
でも、日本で手書きの良さに改めて気付くことも出来ました。
それは日本で過ごす初めての年末で、大家さんから手書きの年賀状をもらった時。「あ…手書きってやっぱりいいな」と心が温かくなって、感動で泣きそうでした。
そして「手書き」に関連するものでビックリしたことがあります。
日本では「筆ペン」という簡易な毛筆がたくさん販売されていること!「筆ペン」は西洋から伝わってきた「ペン」の機能と、アジアの伝統的な「筆」が融合された画期的なアイテム。
今回は、東急ハンズ 心斎橋店に協力していただき、日本のいろんな筆ペンを取材してきました!
このコーナー、ぜ~んぶ筆ペン!この数に本当ビックリ!台湾にも筆ペンはありますがこんな数は見たことがない!
この中から注目の筆ペンをテーマ別に6つ厳選したのでご紹介しますね。
ぺんてる筆 税抜き¥200~¥1000(種類により値段が変わります)
こちらはオーソドックスな筆ペン。ただ、「極細」「中字」「太字」など何種類もの太さを取り揃えてます!更に使い方や紙質ごとに違う種類も用意!さすが日本人、細かくTPOに合わせた商品を開発してくれています!
PILOT 筆まかせ・細字 税抜き¥200
こちらは「きれいな筆文字が簡単に書ける」というのがウリ。気になるので実際商品を購入して書いてみました!すると、すらすら書けるし、普段の筆ペンより書きやすい!感覚的にはサインペンに近いかも。筆先は短いものの、筆圧を変えると線の太さもちゃんと変わるのでメリハリのある文字が書けます。
実際に文字を書いてみるとこんな感じ。
筆ペンに慣れていない初心者にオススメですね。
1本 税抜き¥200 / 5色セット 税抜き¥1000 / 30色セット 税抜き¥6,000
普通の筆ペンとしてはもちろん、絵の具のように色を塗る事もできる商品です。
更に穂先に水を含ませると、にじみやぼかしが表現できて、まるで本物の水彩のよう!水彩をやろうと思ったら絵の具を用意しないといけないですが、こちらは筆一本でそれを再現してくれる!超便利!
イラストをよく描いている方にオススメかも。まあ全色揃えるとそれなりの値段はするんですけどね…!
税抜き¥450
こちらはぱっと見、化粧品のマスカラに間違われるようなオシャレな筆ペン。この商品は、黒色など濃い色の紙の上にもしっかり発色するメタリックカラー。キレイで鮮やかな6色のラインナップです。
こちらもすごく気になったので、購入して実際使ってみました!色はレッドにしました。
まず書いてみたら…うむ!筆のようにメリハリがある!穂先が柔らかいので、細い線も書けば、太い線も簡単にできます。
インクが濃いめで、滑らかに書けます。筆圧を変えながら、漢字、カタカナ、アルファベットを全部挑戦してみたら、にぎやかで面白い構図になったと思います!そして色は真っ赤ではなくて、上品な小豆色。私は結構好き。
今回は白紙に書いたのですが、黒紙に書いたらオシャレさはもっと際立つかも。色んな色の組み合わせで書いてみたいと思うアイテムでした。
税抜き¥3200
デザインが和風で上品。なんと桐箱入り!なので更に高級感。西洋人にお土産として送ったら喜ばれると思いますよ!
税抜き¥500
色鮮やかで女子に人気ありそうな商品です。しかも一本一本手作りらしいですよ!手作りにしては、値段はかなりお手頃。ぜひ字を書くのが好きな方にプレゼントしてみては?
どうでしたか?私も色んな筆ペンを見て、自分に合うものを見つけたくなりました!そしてマイ筆ペンを手に入れて、もう一度大切な人に手紙を書こうと思います。皆さんも一緒に「手書き」で思いを伝えてみませんか?
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