近年では日本人はほとんど着る機会がありません。むしろ今や外国人観光客の皆さんの方が着ている、といっても過言ではないかも。
外国人に大人気の観光地・京都では外国人の着物姿をよく見かけます。
京都にはいたるところに着物のレンタル屋さんがあり、観光客の方々はそれを利用して街歩きをされてます。日本文化をファッションを通して楽しんでくれているのは日本人としてとても嬉しい!
京都は神社やお寺が多く、日本の和を象徴するフォトジェニックな場所なので着物レンタルが人気なのは納得。
でも、着物レンタルがあるのは京都だけじゃありません!
大阪・難波でも着物を気軽に体験できるお店があるんです。
それがこちら!「着物レンタル 和 ~NAGOMI~」さん。
グリコのネオンサインで有名、道頓堀の戎橋から徒歩1分という好立地。今回は台湾人リポーターSENKAが実際に体験してきました。
店主さんは中国人の方で中国語対応が可能。中華圏の観光客の方も安心して利用できますね。
店内を見渡すと…すごい数の着物!!
なんとこの中には何百万円もするものも!!
一流の職人さんが手がけた本格高級着物ばかりを厳選して取り揃えています。
オーソドックスな着物以外にも「振袖」「浴衣」などさまざまな種類が揃っています。
今回SENKAは「振袖」を体験することに。
さて皆さん、「振袖」はどういうものかご存知ですか?普通の着物と違う特徴が3つあります。
一番の特徴がこの袖の長さ。長い袖が揺れる姿はより可憐で可愛らしい印象を与えます。
江戸時代初期に、若い女性がこの長い袖を振ったりして感情を表現して異性に思いを伝えていたことから、次第に未婚女性のための服になったという説があります。
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主に成人式、結婚式、披露宴などおめでたい式典で着用します。特に成人式では女の子はみんな可愛らしい華やかな振袖を着て参加します。
SENKAは以前日本の成人式の振袖姿を見て「私もいつか着てみたい!」と思っていたんだそう。今回念願叶ってついに実現です。
こちらのお店のポイントは、価格がとてもリーズナブル!
着付けだけでなくヘアセットやメイク、
小物なども含めて
今回の振袖体験は6900円!
しかも、その後は自由に街歩きOKで、返却時間は閉店時間の21時まで!
他のレンタル屋さんは19時までだったりとあまり遅くまで楽しめませんが、こちらのお店なら1日中たっぷり着物で大阪を楽しみ尽くすことができますね。
たとえば…
賑やかな道頓堀の繁華街。
和の雰囲気漂う法善寺横丁もあれば、
一転、都会的な雰囲気の御堂筋。
千日前のアミューズメントスポット。
ね?京都とはまたぜんぜん違ってフォトジェニックなスポットが沢山!
難波では京都ほど着物で歩いている人はいないので、人々の注目を集めるかも!?なんだか特別な感覚も味わえると思いますよ。
ぜひ大阪・難波で本格着物を体験してみてください!
動画では店主さんの着物に対する熱い想いも語ってもらっています。
よかったらそちらも見てみてくださいね!
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台湾人リポーターが日本の夏祭りに出かけてビックリしたのは、多くの日本人が浴衣を着ていることだったそうです。
「なぜこんな暑い日に、暑そうな浴衣を着ているのだろう?」
今回は、大阪の夏の風物詩、「天神祭り」の会場でインタビューしてきました。
それもあってか、人々からは、「お祭りの雰囲気に合わせて」という声を一番に聞くことができました。
花火大会等のお祭りは、日本の伝統的で特別な行事です。だから、普段の服装とは違う少し特別な装いをするのかもしれません。
確かに、日本の大学では、卒業式の日は多くの女性が袴(着物の一種)を着用したり、
成人式では、女性は振袖(着物の一種)、男性は袴を着用します。
普段は洋服で生活するけど、大事な時くらいは日本人らしく和装をしようという和の心が自然と芽生えているのかもしれません。
また、インタビューを受けてくれた日本人男性は、「普段着より浴衣姿の方がかわいく見える」と答えてくれました。
やっぱり、好きな人には、かわいいとか素敵だと思われたいものですよね。だから女性はがんばって浴衣を着るのかもしれません。
今のところそんな予定は全くありませんが、わたしもいつか大事な人と浴衣を着てどこかに出かけてみたいと思っています。今年はできたらいいな…
さらに、韓国から来たというカップルは、「最初は暑そうと思ったけれど、着てみたら意外と涼しかった」と答えてくれました。
浴衣は、帯でぎゅっと締め付けはあるものの、裾や首元から風が入ってきやすい形になっています。だから、思っているよりは涼しいんです。
とはいっても、やっぱり着慣れていないし、帯で締めつけられているので動きにくいし暑いなとわたしは思います。
ただ、やっぱり非日常的で、着るだけでもるんるんしてしまうし、ちょっと無理をしてでも着たくなるものにかわりはありません。
リポーターは夏に浴衣、冬に着物と言ってくれましたが、最近は浴衣も着物も、1日レンタルして街歩きができるようなお店もあります。(しかも、どのお店も着付けやヘアメイクもしてくれます!)
私も大学を卒業前の京都への記念旅行で、友人と着物を着つけてもらって街歩きをしました。
実際の写真です。とても風情がありますよね。
お祭りに行くときや、特別な用事で遊ぶとき、利用して歩いてみると、和装の違和感やおもしろさを感じていただけるのではないでしょうか?
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