地震大国 だからでしょうか、日本では災害に備えて様々な非常食が販売されています。しかもおいしいらしい。
本当においしいの?どんな種類があるの?興味深々な台湾人リポーターたちがさっそく調査!
ざっと見ただけでこれだけの種類。
見慣れないものも多い中で、おなじみの商品の非常食バージョンもあるんですね。わたしも初めて見ました!
「イメージと違う!非常食ってパンやお水だけじゃないんですね」
と、リポーターたちが気になったのはこちら。
「なんで避難の時にデザートを食べるの?」
「子どもが落ち着くように食べるんじゃないかなぁ。甘いものを食べたら気持ちもちょっと楽になりそうだし」
「アツアツが食べれるってどういうこと!?」
あまりに気になったので、試食してみることに!
「具がたくさん入ってる!いいにおい~!」
どうやら、食べる手が止まらないほどおいしいみたいです。
牛肉・たまねぎ・糸こんにゃくがたっぷりの牛丼が、火を使わずたった30分で完成!
タレもたっぷりで味もよくしゅんでおいしそう。
何より、非常時にアツアツなごはんを食べれるなんてとっても幸せ。さらにおいしいなんて…!
ちなみに、わたしは非常食のおかゆとおこわを食べたことがありますが、それもとってもおいしかったです。
インスタント麺のごはん版と考えれば、普段の生活の、忙しい日の食事として取り入れてもいいかも…?なんて思っちゃいました。
ただ、あくまでも「いざという時の備え」なので、おいしいからといってパクパク食べてはなんの意味もありません。食べるのは、消費期限が迫ってきたときくらいにしましょうね!
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大阪市内に10年住んでいて、今まで何回も地震や台風に遭ったのに、こんな事は初めて!一生忘れません!
台風21号が関西に上陸した時、私は旅行で仙台にいました。ちょうど仙台空港から飛行機で関西空港に戻るところだったのですが、案の定欠航となり、仙台にもう一泊滞在するハメに。
しかし一番心が折れたのは飛行機が欠航になったことでも延泊したことでもありません。翌日、新幹線で仙台から大阪へ戻り、夜になって自宅マンションの入り口に着いた瞬間です。
「あれ?暗いぞ…うちのマンション」
普段はマンションの入り口辺りにライトがついているのに、なぜか真っ暗!
上を見上げても…もちろん、真っ暗。マンションの窓からところどころ明かりが漏れているはずなのに、真っ暗。まるでだれも住んでないみたい…。
その時やっと認識できました、停電しているんだと。
とりあえず冷や冷やしながら、重~い荷物を持ち階段を上って自分の部屋へ。
そして、水道の蛇口を回してみたら、まさかの反応なし。何にも出ない…。
停電に加え、断水だなんて!
真っ暗の部屋をぼーっと眺めながら心の中で「オーマイゴッド!!!!!」と絶望したのを覚えています。
そこから私の壮絶な3日間の停電断水生活が始まったのです。
停電はまだなんとかなるのですが、断水は本当にツラい!
風呂に入れない、トイレも行けないからなるべく水分を撮らないようにガマンする。そして思ったのは、
「もしこんな時に役立つ防災グッズがあれば、困らなくて済んだのに!」
そこで、今回は、私が日本の大手ホームセンター・東急ハンズに行って、便利な防災グッズを探してきました!
東急ハンズ心斎橋店には防災用品コーナーがあり、たくさん防災グッズが揃っています。
断水した時、私は一番困ったのはお風呂とトイレでした。そこで役立つのがこちらのアイテム。
(税抜き¥630)
大手化粧品メーカー資生堂さんから発売されているのでシャンプーとしては信頼できるものの、「水がいらない?どうやって頭を洗うの?泡立つの?泡があったらどうやって流すの?」そのあたり気になるところですよね。
(税抜き¥850)
便座の上にビニール袋を挟んで、排泄が済んだら消臭凝固剤をふりかけて、そのまま回収したら終わり!という水が要らないトイレグッズなんですが、説明だけだとなんだかよく分からないですよね。
そこで、この2つのグッズは買って、実際試した様子を動画リポートしました!詳しくは記事の一番下の動画を見てくださいね!
さらに、動画で紹介していないですが、いざとなると役立つなと思ったオススメグッズをいくつか紹介しますね!
(税抜き¥875)
折りたたみ式の水タンクです!しかもコップ付き。断水の恐れがありそうな時に、いつでも水を溜められます。使わない時は、たたんで直すだけ。収納性抜群!
撮影時はこのタンクの在庫がとても少なく、広報さんによると「最近めっちゃ売れてます」とのこと。私も欲しくなってきました…
ちなみに、倍の容量の20Lもあります。
(税抜き¥1,696)
こちらは地震の防災グッズですね!
大きい地震に遭った時、食器棚の扉が勝手に開いてしまって皿やコップなどが落ちて割れてしまうのを防いでくれます。
食器棚の扉の間に付けるだけ、普段は作動しないですが、揺れを感知したら自動的にロックがかかる優れもの!もちろん手動もできます。
似たようなグッズでは、
この形の防災うちかけは、会社の先輩も使っています。大阪に震度6の地震があって、その時先輩の家の食器棚がエライ事になりました。その後、すぐ買いに行ったらしいです。
(税抜き¥3,980)
単3形電池使用で100時間(約4日ぐらい)もつんだとか!
今回私の家みたいに3日停電しても余裕ですね。しかもしっかり明るく周りを照らしてくれるので、停電生活でも問題なく過ごせそう!
スマホのライトも災害時には役立つんですが、バッテリーの消耗は災害時こそ気をつけないといけないので、このようなランタンは値段はそこそこしますが、きちんと用意しておく事が大事かもしれませんね!
日本は災害大国だけあって、この他にもいろいろ防災グッズが揃ってます!皆さんも私の経験を参考に、災害時に困らないように準備しておいてくださいね!
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実際できるかできないかは別として、するべきであろう行動は頭の中に入っています。
そうすることが「当たり前」だと、思っています。
でも、この「当たり前」って、外国人からしてみれば、不思議な光景なんですって。
「死ぬかもしれない時に、なんでそんな冷静でいられるの?」
中国人リポーターの口から出たのはそんな素朴な疑問。
「普段から、地震が発生したらこういう対応をするって教えられたり、話し合ったりしている」という女の子。実際に、学校や会社でも頻繁に防災訓練がありますよね。
「おはしも(押さない、走らない、しゃべらない、戻らない)」って標語も教えてもらったっけ。小学校の6年間、耳にタコができるくらいこの言葉を聞いた思い出があります。
インタビューに答えてくれた中国人の彼らは、日本人が冷静な対応をしていたことに対して、「マナーやルールが生活の一部になっている」と答えてくれました。
そうやって見えていることは、素直に、うれしいなぁと思いますよね。
非常時だけではなく、常日頃からそう思ってもらえるような振る舞いがしたいなぁ。
別の男性は、「空気を読んでしまう」と言ってくれました。この言葉は、「気を遣える」というプラスの意味もあるけれど、「周りを気にしすぎる」ってマイナスの意味も含んでいますよね。実際、「自分の意見はないのか!!!」と言われがちな気がします、日本って。
ただ、災害時にはこの事がプラスとなって、非常時を乗り切ることができました。
必要以上に現場がパニックにならなかったのはきっとこの「周りを気にしてしまう」精神のおかげ。
自己主張も、空気を読むことも、どちらも大事にしていきたいなぁ。なんてどちらも得意ではないわたしは思うのでした。
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