ビックリ日本

日本の伝統衣装「十二単」は本当に12枚も着ていたの?


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今回皆さんに紹介したいのは、日本の平安時代の服装「十二単」です。

 

台湾人の私が初めて「十二単」を見たのは、元号が「令和」に変わった時の、天皇即位の儀式の映像です。

 

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皇后さまがお召しになったとても神聖で綺麗な服装が、すごく日本的でビックリ。

 

多彩な色と柄の着物を重ねて皇后さまが歩いている時、服の裾を持つ女官が2人…。そこにも私はビックリ。どれだけ重いの!?

 

「十二単」って一体どんな服なの!?簡単に調べてみました。

 

実は十二単は12着を着ている訳ではありません。

「十二」と呼ばれる理由は、昔の日本には十二は「数が多い」という意味があったんです。

まず「長袴」、そして「単衣」、それから5枚の「五衣」、最後に「唐衣」を着るという手順。

そう、実は合計で8着なんです!ご存じでしたか?

 

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また、この「十二単」は完全に着るのに20分かかるそう!全ての重さは15キロもあります!

そう考えたら、服を着るのに相当な体力が必要そうですね。

 

十二単の一番美しいところは色の組み合わせ!

色の組み合わせは意味があって、季節や自然の美しさをイメージしてるんです。

例えば、これが「梅重ね」という組み合わせ。

 

これは春の色で、梅の季節に合わせてピンクで組み合わせています。おしゃれでカワイイ!

 

ちなみに、十二単で最も高貴な色は白色。皇后さましか着られません。

 

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今ではこの即位の儀式でしか着られない「十二単」、高貴で美しい服である所以ですね。2019年はそれを見ることができたレアな年だったわけですね。

 

実はこの「十二単」を体験できる場所があります。

 

京都の「雅ゆき」では、8000円からできる十二単の体験コースがあります。一番高いコースで、なんと35000円!!

超贅沢な体験ができそう…!

 

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ぜひ平安時代からの美しい十二単を体験して、日本の伝統的な「雅」文化を味わいましょう!

[投稿者:ALICE(台湾)]

 

 

 

投稿者KENT(日本)