私は毎回南京町に行っても、すごい人混みでなかなかゆっくり楽しむことができません。
そこで今回は、南京町を改めて散策!
中国人の私が独自の目線で、今まで気がつかなかった面白スポットをご紹介します。
南京町の東側入り口には、にっこり微笑んだ巨大な布袋さんと立派な長安門がお出迎え!
こんな狭い路地に立派な門がギュギュッと詰め込まれてるのが驚き!中国ではありえない光景です。こんな狭いところに作るなんて!
続いて、こんなところにパンダ!?自動販売機の上で寝転んでいます
めっちゃかわいくないですか!?
普段なら見過ごしてしまうところに、こんなカワイイものがあったなんて。
思わず写真を撮ってしまいました。
続いて、このパンダの石像。
実はここ南京町の広場では、十二支の石像がいたるところにあります。でも!!こいつはなんと、その十二支の中に紛れ込んだパンダくんなんです!!
ディズニーランドの「隠れミッキー」ならぬ、「隠れパンダ」。
ぜひ皆さんも探してみてくださいね。
他にもこの南京町は色んなパンダがたくさん隠れてます。
たとえは、とある中華料理店前にあったパンダの親子。
背中に2匹の子どもを乗せててカワイイ。
実は、この南京町を探索していて、時々視線を感じていたんです…。
その正体が…コイツ!
スパイダーマン!なんでお前が中華街におるねん!
しかも1体だけじゃなくて、私が見つけただけでも3体いました…パンダ並みにいる…!
でも、こんだけスパイダーマンいたら、南京町は安全ですね!
ちなみに、南京町が中華だけが全てじゃありません。
たまたま見つけた杏仁プリンの専門店「神戸ミルク」では、去年12月に一時間で2310個のプリンを売ってギネス世界記録を達成!
実際に買ってみました。
生杏仁プリン(410円)
実は、日本のプリンを食べるのは初めて!
中華料理の杏仁豆腐は食べたことがあるんですが、杏仁プリンは舌の上で溶け、しみこんでいく柔らかさで、味もしっかり甘め。甘い物好きな人には最高!
南京町といえば、中華グルメばかりに目が行ってしまいがちですが、少し視点を変えるとまた違った楽しみ方ができますよ!
ぜひ行ってみてくださいね!
[投稿者:GUOTIE(中国)]
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1960年創業の老舗中華料理店です。
実はこちら、しばしばメディアで取り上げられ行列もできる有名店なんですが、
現在は新型コロナの影響で空いているからチャンス!とのこと。
なので今回は日本人の私と、中国人リポーターも一緒に食べに来ました!
本場の中華料理とどう違うのかも比較してもらいます。
店内はテーブル席が80席ほどありますが、確かに空いていますね。
席に着くとまずはお通しが。
冷たいお豆腐に、甘辛く味付けされたショウガとネギがのってて、美味しい!
でも、ちょっと和風で中華っぽくないかも。
中国人リポーターも「中国では食べたことのない味!」とのこと。
「イカの天ぷら(小)」( 1,800円)
実は私、イカが少し苦手だったんです。ちょっと固くて長い間噛まないといけないのがどうも。。。しかし!!このイカ!柔らか~い!深い切込みが入っていて、表面はサクッと香ばしい。
さすが創業以来の看板料理!!味付けは薄めでシンプル。イカ本来の旨味が楽しめます。サイズは(小)ですが量が多い!できたら4人ぐらいで来てシェアした方がいいかも。
中国人リポーターも、「弾力があって美味しい! 醤油をつけて食べると更に美味い!」と絶賛。そしてやっぱりこちらも中国で食べたことはないんだとか。
「ミンチのレタス包み(小)」(2,200円)
パリッパリのレタスと、牛ミンチ。このミンチをレタスで包んで食べます。中国人リポーターによると、故郷ではミンチをパンで包む事はあるけどレタスで包むのは初めてだそう。見た目よりずっとアッサリした上品な味で脂っこくないのがGOOD。
ただ、食べるのが難しい…!筒状に丸めるとボロボロとこぼれてしまう…
お店のお母さんオススメの食べ方は
「しっかり4方向から包んで出来るだけ大きな口をあけて、一気に食べること」だそう。なるほど。
こちらも(小)なのに量が多め。4人くらいでシェアするのに丁度いいです。
ワンタン麺(900円)
中国人リポーターがメニューを見て「食べたい!」と言ったのが、こちら。
ワンタン麺という料理名を見ると、故郷の混沌(中国のワンタン)を想像したけど、実際出てきたワンタン麺は故郷のとは違ったみたい。
こちらのワンタンは小さくて一口で食べることができ、柔らかくてとろける感じが美味しい!と舌鼓。スープもあっさりしていて、全部飲み干したくなる味です。
杏仁豆腐(550円)
最後のデザートは中華の定番、杏仁豆腐!やさし~い甘さ!
これだけでもここに食べにくる価値がある!数々の杏仁豆腐を食べてきたけど、このトロトロ感が私史上最高級です。
「中国ではさぞかし美味しい杏仁豆腐を食べてきたよね?」と中国人リポーターに聞いてみると、「中国ではあまり杏仁豆腐たべたことないんです。日本の杏仁豆腐、すごく美味しい」と意外な返事が。そうなの!?
食事の後には三代目となる店主とお話させていただきました!
(一番右の方です)
「ボクの父は中国人で、母が日本人。だからボクはチャンポン。そしてうちのお店もチャンポンなんです。つまり中華と和食が合わさった感じ!」
なるほど~~~~!!
だから中国人リポーターも初めての味が多かったわけだ。
中華と和食の良いとこ取り!納得!
戦後の焼け野原から続いている南京町の中でも一番の老舗がこのお店なんだとか。この近所にある神戶華僑歷史博物館にも、戦後の「民生」の写真が残っていましたよ!
店名は孫文先生の三民主義の「民生」からつけたそうです。神戸南京町で長く愛されている味、是非食べに行ってみてくださいね!
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兵庫県・神戸市の「東山商店街」
ここは“神戸の台所”と呼ばれているんですよ!
それは、地元の人が毎日食材などを買いに訪れる場所、地元の家庭の台所を支えている商店街だからなのです。
取材当日も私たち以外に、他の外国人が全く見当たりませんでした。
地元の人よく来るので商品の値段がすごくリーズナブル!
たとえば…見て!
こんなデカいうなぎが、たったの1300円!
さ~て、この商店街で今回訪れたお店をいくつかピックアップして紹介しますね!
こちらは商店街入り口近くにあるかまぼこ屋さん。
種類が豊富!
皆さんにぜひ食べてほしいのはこの「紅ショウガ天(税込110円)」。
紅ショウガはショウガを梅酢に漬けた漬物の一種。
関西人は紅ショウガが本当に大好き!焼きそば、お好み焼き、たこ焼き、チャーハン…などの料理の横によく添えられてますよね!
ショウガとすり身が一緒に練られることでショウガの嫌な辛みがなくなり甘味とショウガの香りがふわ~っと広がる!これはおいしい!
こちらは豆腐店。
創業64年で地元で人気があるお店です。全てお店で手作り!
このように水槽に入れる販売スタイルは今ではなかなか見られません。
店員さんオススメはこちらの「寄せ豆腐(税込260円)」
水に浸かってないので、大豆の味がとても濃厚!食感がきめ細かくとろけます。そして甘い!
地元の人はこれにオリーブオイルやお塩をかけて食べるんですって。はちみつをかけて食べるのもイイみたいですよ!
なるほど、なるほど!こう言う食べ方もありますね…φ(._.)メモメモ
商店街の皆さんは本当に親切で優しい人ばっかり。
和菓子店のお母さんはすごく丁寧に和菓子について色々を教えてくれました。
どれも色鮮やかでとても上品!
季節や行事に合わせた色んな和菓子があるので一年中楽しめますよね。
いかがでしたか?今回紹介したもの以外にも
超~~特濃の豆乳や、
焼きたてのするめいかなどを食べましたよ。
もっと東山商店街のことを知りたいなら、続きは動画をどうぞ♡
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…といっても関西人でも知らない人は意外と多いかもしれません。
「冷やし飴」は水飴をお湯で溶かし、生姜を加えて冷やした飲み物。(冬の温かいバージョンもあってそちらは「あめ湯」といいます)
主に関西地域で普及していたので、関東地方ではほとんどありません。しかもそれは昔の話。今は関西地域ですらほとんど見かけません。
そう、「冷やし飴」は幻の飲み物となってきているんです…。
今でも「冷やし飴」のお店があるかネットで調べてみたら、兵庫県・神戸の東山商店街に売っている店を発見!
ということで、中国人留学生と一緒に早速行ってきました!
東山商店街は”神戸の台所”とよばれていて、地元の人がよく来る商店街です。
ありました!こちらのお店「鼻知場商店」。
創業60年ですって!素朴な外観から歴史な雰囲気が漂ってますね。
このドリンクの入れ物を見てください。
台湾の夜市にも同じものがあるので台湾人の私にとっては懐かしい!
なんと、一杯50円!リーズナブルな価格は創業以来変わってません。
冷やし飴はグラスに入れてくれるので、すごくレトロでエコです。
気になるお味は…おぉ~これは面白い!
生姜のほどよい辛みと水飴の甘さが素敵なハーモニー♪夏バテ防止にもよさそうです。
実はこの味、台湾の伝統スイーツの豆花の蜜の味と全く一緒!めっちゃ懐かしい~日本で故郷の味を味わえるなんて。
冬になったら、温かいバージョンの「あめ湯」を飲んでみたいです。
もう一種類レモンというドリンクもあったので、飲んでみました。
こちらも1杯50円。
お~これまたビックリ!台湾の伝統なドリンク「檸檬愛玉」と同じ味!甘酸っぱくて美味しい。
最後に店主のお爺さんと話しました。
昔は冷やし飴の店がたくさんあったけど、今はこのように大きい氷を使って冷やす店はほとんどないんですって。
いつまで続けられるか分からないけど、自分は頑張って地道にやっているとのこと。
あと跡継ぎがいればな、と言っていました…
この話を聞いて涙が出そう…。
皆さん時間があればぜひ「冷やし飴」を飲みに東山商店街へ遊びに行ってみてください。そして、お爺さんを応援してあげてください!
この商店街には他にもいろいろなグルメがあって、お店の方もみんな優しい!楽しいですよ!
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女子高生が制服で店員さんをやっているお店なのか?はたまた農業の勉強をさせられるのか?という事で潜入してみました。
場所は、JR神戸駅から徒歩3分。外観はカントリー調。見た感じ普通のレストランっぽいですよね。
店内はこんな感じです。
商品や展示物がズラリ。
なるほど~!ここは農業高校の卒業生の方が始められたレストランで、現役の高校生と卒業生がコラボして、彼らが育てた食材をたっぷり使っているんですね。
一口に農業高校といってもいろんな学科があるんですね。
農業環境工業科なんて初めて聞きました。みなさんの実習風景の写真もあったり、食に対する興味が深まります。
農業高校と企業がコラボして作った商品なども置いてますね!
今回は「夏のヘルシーコース 全9品で2000円(税込み)」を注文。
(写真はコースの一部です)
その季節にあった素材を楽しませてくれてこのお値段は嬉しい。
農業高校の名物というのが「大根の竜田揚げ」なんだとか。
上品なお出汁の味がしみ込んで、大根本来のうま味もたっぷり味わえるジューシーな一品。周りの衣もサクっとこれまた良い感じ。
家庭料理っぽいですが、なかなか家で作るのは面倒ですよね。
「冷やし生ピーマンの肉詰め」
こちらのピーマンは火を入れない「生」なんですが、パリっとした歯ごたえが気持ちいい。普通ピーマンを生で食べると辛みが強すぎるのですが、それだけ素材に自信があるということでしょうね。
あと、9割のお客さんが注文するという「日本一!!県農OBオクノ卵でTKG」
この卵はTKGチャンピオンシップ(卵かけご飯選手権)3年連続優勝の凄い卵らしい。お醤油も地元兵庫県たつの産。
これを食べに来るだけでも価値がありそう。この生卵のトロリとした濃厚な味!それをふっくらご飯とお醤油でいただく。これぞ日本の味ですよね。ぜひ外国のかたにも味わって欲しい。
「地域の食材にこだわる」=「輸送費用が少なくて新鮮な素材が手に入る」
というこのレストラン。農業高校つながりのネットワークで出来ているヘルシー料理たっぷりの素敵なお店でした!
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