実は、海外の方から「ご飯のお供」として結構注目されているんです。以前ソーファニーでふりかけを紹介した記事も、反響をいただきました。
ただ、日本人として声を大にして伝えたい事があります。
「ご飯をよりおいしくするもの、ふりかけ以外にもあるんだよー!」
ということで、今回はコンビニやスーパーで気軽に購入できる、日本で定番の「ご飯のお供」アイテムをいくつかご紹介します。
(税込み260円)
まずはやっぱりこれでしょう~!のりの佃煮界のレジェンド「ごはんですよ!」
あけた瞬間の磯の香り、とろんとした食感。ごはんに合うようにしっかりした甘辛い味付けは、ほんのちょっとでごはんを何倍も食べられること間違いなしですよ!
こちらが「ごはんですよ!」のCM、日本では昔から流れていて、どことなくノスタルジー。
この商品名の由来はCMでも描かれているように、お母さんが食事の準備ができて、子どもたちに「ごはんですよー!」と呼びかけているところから。
当時では会話のような商品名はとても画期的で賛否両論だったとか。
(税込み410円)
続いても桃屋さんの商品、いわゆる「食べるラー油」ってやつです。
フライドオニオンやフライドガーリックが入っていて、食感を楽しむ事ができるのが普通のラー油との違い!ジャンキーな感じで、なんだか背徳感があります。
「ごはんですよ!」も、このラー油も、味付けがしっかりしていて、ごはんにのせるだけじゃなく、パスタソースに使ったり納豆と混ぜたり冷奴の上にのせたり、いろんなアレンジができるところが素晴らしい!
(税込み98円)
こちらはえのき茸を、だし醤油とみりん等でくったりとろとろになるまで煮込んだもの。
台湾人スタッフ曰く、台湾の「花瓜」(キュウリのお漬物)に似ているそう。お出汁のきいた甘めの味付け。
冷奴にのせても、大根おろしと混ぜてもGOOD!ちなみに、家でも簡単に作れますよ。個人的には、酸味をきかせた味付けが好みです。
(税込み235円)
こちらはとろろ昆布。見た目はふわっふわ、口に入れると綿あめみたいに溶けるような食感が特徴です。
ちょっぴりお酢の風味がするのは、昆布を削る時にお酢につけて柔らかくするからなんだそう。ほっこり優しい味なので、ごはんにはぜひたっぷりのっけてください。
おうどんにのせると関西で大人気「こぶうどん」になります。おすいものや湯豆腐など、あったかレシピとの相性がバツグンです。
(税込み248円)
こちらは焼き鮭をフレーク状にくずしたもの。
鮭は言わずもがなですね。おにぎりの具にもなってるんだもの、ごはんと合わないわけがありません。
ポテトサラダに混ぜてみたり、コロッケやパスタの具にしたり、トーストにのっけたりしてもおいしいんですよ。さすが魚のほぐし身、ポテンシャルが高いです。
ちなみに、とろろこんぶと鮭フレークを一緒に食べるのも絶品。お試しあれ。
食べていて気が付いたのは、ご飯のお供として定番になってるけど、それ以外でも色んなアレンジで楽しめる事!
それぞれリーズナブルな価格なのに量もそれなりに多いので、もし、ごはんと食べるだけじゃ消費できない…となっても、様々な食べ方ができるから冷蔵庫に常にあっても困る事はなさそう。
外国人観光客の皆さんは、自国の料理と組み合わせてみるのも面白いかもしれないので、お土産に買ってみるのもおススメです!
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開店祝いのお花と、「昼」と書かれた大きなのれん。
入り口がガラス張りで、中を覗くと、カウンターとオシャレな厨房が見えます。
どうやらランチもやっている料理屋さんみたいだぞ…とっても気になるぞ…!
ということで、早速ランチで入ってみることに。
調べると、こちらは「臥薪(がしん)」という和ビストロのお店。
神奈川に6店舗を展開している人気店で、2018年12月30日に満を持して大阪進出を果たし、大阪・福島にこちらの新店舗をオープンしたんだそう。
ランチメニューはこんなラインナップでした。
すべて魚料理!美味しそうです。
中に入ってみると、外から見えた通りカウンターとオシャレな厨房が。
洋風でもあり和な雰囲気でもあり、ハイセンスで落ち着いた空間です。カウンターメインなのでお一人様でも入りやすそう。
我々は2階に案内されました。
2階はまた雰囲気が変わって、カウンター席オンリー。なんだかバーの様な空間。こちらも落ち着きます。
3階も覗かせてもらいましたが、こちらは座敷スタイル。
一気に和風です。フロアごとで雰囲気が違って面白いですね。
さてさて、肝心のランチメニューです!
今回は「鯖の醤油干し」「自家製塩引き荒銀鮭」を注文しましたよ。
「鯖の醤油干し」
「自家製塩引き荒銀鮭」(それぞれ税込み800円)
それぞれ、ご飯・お漬物・お味噌汁が付いています。ご飯と味噌汁はおかわりできるのが地味に嬉しいポイント。
注文した鯖・鮭はどちらも脂が多めのお魚ですが、皮はパリパリ、中はふっくら肉厚でとってもジューシー!絶妙な焼き上がりです。
鯖の方は醤油干しなので、醤油のしょっぱさとみりんのほんのりした甘みのある味付け、そしてさばの脂の旨みが絡まってとても美味しい。
鮭も、ほろほろとほぐれる身と塩味が効いたしっかりした味付け、ご飯と一緒に食べると最高…!
横に添えられた大根おろしは少し変わっていて、普通のに比べると結構粗め。だからコリコリした大根の食感を楽しめます。
これにちょちょっと醤油を垂らして魚と一緒に食べると、魚の脂身ジューシー感と大根のさっぱり感の融合でこれまた絶妙のハーモニー…!
手頃な価格で絶品の焼き魚を味わえて大満足。
今回は注文しませんでしたが、「油淋鶏」ならぬ、鰆を使った「油淋鰆(ユーリンサー)」というメニューも気になります…次行った時に注文してみよう!
夜は炉端焼きや鉄板焼きなど魚料理を中心に、お酒にもこだわった和ビストロとして営業されているので、そちらも要チェックですね!
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「ほんまもん」を扱うとしてるだけあって、そこに並ぶ食材は新鮮で立派なものばかり。なので、老舗料亭の板前さんも毎日欠かさずここへ食材を買い付けに来るんだとか。歩いているだけでいろいろなお店があり、さらに、普段目にすることができない食材が並んでいるので、見ているだけでワクワクしますよね。
カニやタコ、美味しそうな冬の食材を発見!
そんな中…「凄いのが泳いでる!」
リポーターは数々の“冬の旬”の中でも、特にこれを見つけた時に興奮!
いけすで沢山泳いでいる河豚(ふぐ)!!これぞ冬の味ですよね。「日本のふぐの8割は大阪で消費されている」なんて日本人の私もビックリする事実。
ちなみに、リポーターは当時日本に来て4年、まだ一度もふぐを食べたことがなかったので、お店の方にいろいろお話を聞きました。
まずは食べ方。
身や皮をお鍋やお刺身にして食べるのが主流。白子と呼ばれる精巣部分も湯通ししたりして食べます。
そしてさばき方。
ふぐは肝臓や目、卵巣に毒を持つ魚。しかも、その毒には解毒剤がありません。そのため、素人がふぐをさばくことはできません。ですから、店頭には毒を持つ部分がちゃんと処理された状態で並びます。
ふぐをさばくためには、各都道府県が定める試験に合格し、ふぐ調理師の免許を取得する必要があります。
お話を聞いたお店の方も、もちろん免許を持っているそう。
では、そこまでして日本人、特に大阪人がふぐを愛する理由は何なのでしょうか。その理由はたった一つ。
「おいしいから」
ふぐは非常に値段の高い魚です。その理由は、水揚げ量が少ないことや養殖が難しいことに加え、毒を持つ故に資格を持った者でしかさばけない、プロにしかできない作業としての付加価値も含まれているからなのではないでしょうか。
今回は「冬の旬」を発見できましたが、この市場は“季節によって旬の食材が変わる”というのが大きな魅力。だから何回来ても新しい食材を発見できます。
ぜひ、季節ごとに訪れていろんな旬の食材を楽しんでみてはいかが?
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さて、今回は日本のペットショップについて中国人リポーターがビックリしたことをご紹介。訪れたのは大阪・吹田にある大型ペットショップ。
中国人リポーターが驚いたのは、扱っている動物の種類の多さ!
リポーターも中国の実家で犬を飼っているそうですが、郊外の“犬市場”で購入したそうです。私はどんなものなの?と気になって「犬 市場 中国」と画像検索してみましたが、レポーターが日本のペットショップを“デパート”と例えてくれたのにならうと、確かにそこは“市場”だと感じました。魚市を想像してもらうと、わかりやすいかもしれません。(少しグロテスクな画像も出てくるので、検索するときは注意です)
それでは、実際にお店を回ってみましょう。
魚を扱う場所をレポーターが「水族館のエリアを…」と紹介してくれましたが、多くの水槽が並ぶ姿はまさにその通り。
トカゲなどの爬虫類も販売され、挙句の果てにはミーアキャットにも出会えるらしい。今度は動物園みたいです。わたしもビックリしてしまいました。
もちろん多くの人がペットとして飼っている犬や猫も様々な種類を取り扱っています。ペット関連商品も充実!パッケージもまるで人間のおやつのようにポップでかわいいし、陳列もまるでおつまみコーナー。リポーターも思わず「間違って食べてしまいそうです」
犬に関してはお洋服の種類もたくさん!犬用ベビーカーまで!まるで人間のベビー用品を見ているみたい。誰のものを買いに来たのか忘れてしまいそうです。
人間とペット、種族は違えど同じ命であり一緒に暮らす家族。人間と同じ様にたくさんの種類のお洋服や食品があって同じ様に愛情を注がれているんだなあと感じます。
そして更に猫と暮らしたい欲がさらに高まってしまったわたしなのでした。
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おまかせ握り七貫 (撮影用に7種類並べていただきました)
ななな!なんと990円(税別)!
ええ。ビックリでしょ!一貫あたり150円くらい。回転寿司とそんなに変わらない!しかもこれ、全部1度に出てくるのではなく、食べるスピードに合わせて1つ1つ握ってくれるんです。この超お得で美味しいお寿司屋さんが、私のお気に入りのお店、寿司バール Gyosai(漁祭)
お店はこちら。JR福島駅から北へ徒歩3分。外から見ると、最初はちょっと入りづらい。カウンター内に白い服の職人さんが見えるから「高いんじゃね?」と心配になります。私も最初は何度も前を通り過ぎていました。
が、勇気を出して入ってみると意外とカジュアル。おひとり様も多いのです。
奥にテーブル席も3つありますが、ここはカウンターがオススメ。テーブルチャージ315円で突き出しが出てきます。もちろん、日本酒やビールもありますが私の大好物がワイン。
“すり切りワイン”という、グラスからこぼれそうになるほどに注がれたワインがたったの590円!お寿司と合わせるなら、やっぱり白ワインですよね~
さて、オススメの「おまかせ握り七貫」はその日に仕入れた良いネタがいただけるのですが、自分の好きなネタ、苦手なネタをキチンと言っておくのが大切。
ちなみに私はイカとタコが苦手で、イクラ、玉子が大好きとお伝えしました。そうすると、苦手なネタは外してくれて、好きなネタを含む7つの組み合わせと順番をおまかせで考えてくださいます!
さて序盤で出てきたのは、ヒラメのエンガワ。つまり背びれの部分のごく僅かなところです。これは珍味で、少し歯ごたえがコリコリしておもしろい。そしてサッパリしているので、白ワインとの相性も抜群です!
私の大好きなイクラちゃん。味が強いので後半に出てきました。オススメはガリ(新生姜の甘酢漬け)に醤油をつけて、上からその醤油をお寿司に垂らして食べる方法。上手に醤油を付けられるし、生姜の香りと風味も味わえますよ。
握り以外にもオススメ料理があるんです。それは「北海道直送!さんま1本焼き」!こちらも驚きの価格、1匹なんと100円!
脂がたっぷりのって旨い!大根おろしと一緒にいただきましょう!
時々、外国人の方が入り口の窓から覗いて、そのまま通り過ぎていっちゃうのですが、やっぱり本格的な寿司屋は、言葉の壁などで抵抗感があるのでしょうか。でも!ここは日本語が話せなくてもなんとかなります。特にカウンターは常連客が多くアットホームなので、皆さん注文を手伝ってくれますよ。困ったら、片言の日本語で「オマカセ!」と注文してみてください。その日のおススメメニューが出てきますよ。
大阪・梅田から一駅!お手頃価格で本格寿司を思う存分堪能できるこのお店、オススメです!
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ひとくちに「日本酒」といったって、種類はたくさんある。
ひやおろし?生酛?なんだそれ難しい、とりあえず飲めたらなんでもええやん?ってなってしまうのも仕方ない。
でも、ちょっと知識があれば、それだけでぐっと日本酒を美味しく飲めると思うんです。なので日本酒好きの私が、日本酒の楽しみ方をお教えいたします!
そして一緒に楽しみましょう、日本酒ライフ!
ステーキや焼き鳥。そんなガッツリ肉料理のシーンに合う日本酒を飲みたい!
そういう方は、「純米酒・生酛・山廃」と書かれたお酒を選んでみては?
純米酒 …お米+米麹だけで作られたお酒。 生酛(きもと) …江戸時代から続く、伝統的なお酒の造り方 山廃(やまはい) …生酛の改訂版で、明治時代に確立した造り方
純米酒は、うま味とコクがしっかりしているのが特徴です。
生酛や山廃は時間と手間がかかるお酒の造り方。山廃は、生酛造りの中の、特に難しい工程をすっとばしたもの、くらいに覚えておきましょう。
どちらも熟成感のある濃厚でコクが深い味わいが特徴です。
これらのお酒だと、ガッツリお肉に負けない濃厚な日本酒の旨みを楽しめますよ。
居酒屋の定番といえばお刺身やお寿司♡
これらの料理には、スッキリサッパリ飲める「吟醸」タイプのお酒がオススメ。
お米は削れば削るほど、雑味がとれ、綺麗なお酒になります。その削り具合によって呼び方が変わるんです。
(純米)吟醸酒 …精米歩合が60%以下のお酒 (純米)大吟醸 …精米歩合が50%以下のお酒
日本酒ブームを再燃させた「獺祭」というお酒は、大吟醸酒ですね。
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魚本来の味を楽しむ刺身やお寿司はスッキリした淡麗タイプの吟醸酒・大吟醸酒を合わせると、素材の味に日本酒のキリッとした旨みが相まって最高の組み合わせに!
カクテル、デザートワインのような、甘~い日本酒を飲みたいなら、どぶろくや貴醸酒なんてどうでしょう?
どぶろく …お酒を「こす」作業をしていないお酒。 貴醸酒 …日本酒を造る過程で、お水の代わりに日本酒で仕込んだお酒。
どぶろくは、見た目からもぶつぶつと米粒が残っていて、「つぶしたお米」を飲んでいるような食感。マッコリや甘酒みたいなお酒です。
貴醸酒はとろりとした、甘くて濃厚なお酒。日本酒を造るのに日本酒を使っちゃう。なんて贅沢!
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お酒初心者の方や女性は、ここから日本酒を飲んでみるってのもオススメです。
もし、居酒屋のメニューに“日本酒飲み比べセット”みたいなものがあったなら、ぜひ頼んでみてください。
ちょっとずついろんなものを飲めるので、味の違いがハッキリ実感できるのが良いところ。自分の日本酒の好みを見つけやすいですよ!
日本酒を飲むときは、必ずお水も合間にしっかり飲みましょう。日本酒と一緒に飲むお水のことを、和らぎ水といいます。
水を飲むことでお酒のアルコール分が下がり、酔いがゆっくりに。また、お水で口の中がリセットされるので、料理とお酒を常においしく味わうことができますよ!
日本酒を選ぶとき、飲むときの参考になったでしょうか?でも、まだまだ日本酒の世界は奥が深い…!もっと皆さんに知ってもらいたい…!
次回は“色んな飲み方”についてお教えしますね!
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