日本ではテイクアウト文化は江戸時代から始まったみたいです。
私の出身地、東南アジアではテイクアウトの文化はずっと昔から。むしろお店に食べるよりテイクアウトの方が利用率は高いかも。
お店が混雑状況に左右されないし、一度にいろんなお店の味を楽しめたり、テイクアウトにはいくつか利点がありますよね。
さて、今回は大阪・福島の「お好み酒家ん"un”」という店でテイクアウトしたランチを紹介します。
この店はお好み焼きと鉄板焼きがメインですが、
ランチのテイクアウトメニューはこんな感じ。全部800円(税抜)です。
今回買ってみたのは「焼肉丼」です!
今回は目玉焼きをトッピングしてもらって930円(税込)です!
焼肉4枚が乗っていて、もやしや小松菜などお野菜もたっぷり!
見た目以上にボリューム満点のランチです!焼肉はとても柔らかくて、タレが染みたご飯と食べたらすごく美味しい!
半熟の目玉焼きからとろーんと流れ出る黄身と一緒に食べると最高のハーモニー!
外食よりもお手頃価格で、普通のコンビニはない手作り料理を楽しめる、
テイクアウトはこれからの生活様式に合った食事スタイルですね。
ぜひ皆さんもテイクアウトを楽しんでくださいね。
[投稿者:KCHOW(インドネシア)]
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そのラオックスが、2020年6月18日新たに大阪・ミナミの道頓堀に新店舗をオープン!
今回はオープニングセレモニーに招待されたので取材に行ってきました!
全部で3フロアもあって大規模!そしてどうやら今までの店舗とはコンセプトが違うみたいなんです。
従来の外国人観光客向けとは違い、「世界のいいもの」「日本のいいもの」を取り揃えたアンテナショップのようなコンセプト。
日本中・世界中の食品が本当に豊富に揃っているので、日本人でも買い物を楽しめます!
中でも、1階の食品専門エリア「Laox Food Market」に焦点を当てて紹介しますね。
「奈雪の茶」はここ3、4年で中国の若者の間で大人気となったティーブランド。
中国のSNSではみんなよくここの写真を投稿しているのでずっと気になっていたんです。
ようやく日本初上陸で大阪で飲めるようになってとてもうれしいです!
取材当日はプレオープン(正式オープンは2020年7月4日)として2種類のお茶を試飲できました。
「奈雪オレンジジャスミン」
オレンジジュースとジャスミンティーをミックスした感じでとてもさっぱり!フレッシュ!これから暑くなる季節にはもってこいですね!
「大紅袍烏龍タピオカミルクティー」
烏龍の香りがとても立っていて、タピオカのもちもち感も楽しめる。普通のタピオカミルクティーとは違うので、ぜひタピオカ好きの人も飲んでほしい!
どっちも日本にない独特な味わい!それぞれオレンジやミルクティーのフレーバーはありつつも、お茶の風味を一番のベースにしているところが印象的です。
今回の新店舗はアジア食品エリアが大注目!ここにはタイやインドネシア、韓国、台湾などのアジア各国のスイーツ、レトルト、調味料などが勢揃い。
今回、インドネシア出身のカメラマンが取材に同行していて、ここのエリアの商品を見て大興奮!
タイで有名なグリーンカレーや、インドネシアのインスタント焼きそば「インドミー」、
エビのエキスが入った辛味調味料「SAMBAL TERASI」などを発見。
どれも母国で普通に売られているもので懐かしくて、なかなかこれらが日本で売られているのを見たことがないんだとか!
こんなレアな食品たちに出会えるなんて、なかなかツウなラインナップですね。
「日本酒コーナー」も注目ですよ。日本全国の蔵元と直接取引をしており、90種もの日本酒を取り揃えています。
コーナー奥の冷蔵庫にも、日本全国産地別で希少な銘柄の日本酒がびっしり陳列!利き酒師さんが常駐していらっしゃるので気軽に相談できますよ。
今後は幅広い銘柄の試飲も予定されているそうで、ますますお酒選びが楽しくなりますね!
アジア食品や日本酒の他にも、日本各地の特産品も幅広く揃えています。
また、店舗内にはスイーツ店もいろいろありますよ!今回わたしが気になったのがこちら。
「え!?なんでスイーツ店がおにぎりを売ってるの?」と一瞬目を疑いました。
実はこれ、おにぎりに模したケーキなんです!
中は三角形のスポンジケーキで、海苔の部分はブラックココアのクレープなんですって。
こんな面白いアイデア、関西のノリだなーと思ったら、やはりこちらのケーキは大阪発祥。さすがです。
ちょっとした話のネタにもなるし手土産に最適かも!
今回は1階のみどころを紹介しましたが、2階・3階にはコスメ・美容家電、大阪土産、イベント会場などのコーナーがあります。
そちらもさまざまな商品が大充実なので、ぜひ行ってみてくださいね!
[投稿者:SON(中国)]
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それが、「テイクアウト」!
最近はテイクアウトできるお店がハイスピードで増えました。
実は台湾ではテイクアウトは日常生活の一部と言っても過言ではなく、昔から普通にどの店でもあった文化ですが、
日本は、どこでもテイクアウトできるわけじゃなかったですよね。
では、何故日本が今までテイクアウトが普及しなかったのか?
その一番の理由は、食品安全の問題です。
テイクアウトはどうしても保存状態で品質が大きく変わってきます。
ですので食中毒などで店側が責任に問われることの危険性、店の信用の低下のリスクを避けていたわけですね。
しかし、今回新型コロナの影響で、その考え方も少しずつ変わったみたいです。
以前もランチメニューを紹介したことがある大阪・福島の「大陸カレー」に行ってきました。
今回はこちらのテイクアウトメニューを紹介します。
ここの一押しは、スパイスカレー!
見て!彩りが綺麗なお弁当!
テイクアウト¥1100税込(カレー代¥1050税込+容器代¥50税込)
箱を開けた瞬間ふわっと漂うキーマカレーのいい香り!
そして、色々なトッピングがカラフル!見るだけで食欲が全開ですね。
別盛りされたトマトチキンカレーと和風ココナッツ豆カレーをかけて混ぜて食べます。
見た目も味も本格的なスパイスカレー!癖になる辛さと香辛料の香りがたまらないです。
色んなトッピングとあいがけて食べると酸味や食感がどんどん変化して、最後まで飽きない味!
こんな本格的なスパイスカレーがテイクアウトで家で食べるなんて、最高です!
新型コロナは飲食業界に大きな打撃を与えましたが、
考え方を少し変えてみると、「日本の食文化を改めて認識して作り直す大きなチャンス」かもしれないですよね。
テイクアウトが増えた事によって、家で手軽に楽しめる料理の幅が増えて私達も食事の楽しみが増えました!
ぜひ皆さんもテイクアウトを活用して、安全に食事を楽しみましょう!
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デリバリーやコンビニは大いに活用していましたが、意外と自炊をしっかりするようになった方も多いのでは?
なんと関西では、家でたこ焼きを作る機会が増えたそうですよ!
さすが関西人ですね笑
そんな状況から面白いアイデアを打ち出したのが、たこ焼き屋の「くれおーる 道頓堀店」!
普段は観光客で行列が絶えないこちらの店舗ですが、最近はめっきり落ち着いてしまったそうです。
そこで!大阪府の休業要請が大幅に解除された5月23日から、
店内でソーシャルディスタンスを保ちながら、1人でもたこ焼き作りを楽しめる「ソーシャルディスタンス“ひとり”タコパ」(16個、 税込605円)を開始!!
え?お店でタコパ?一人?どういうこと!?
くれおーるでは、通常はスタッフが焼いたたこ焼きを提供していますが、
このサービスでは1テーブルに1台のたこ焼き器を用意、スタッフが焼き方のコツをアドバイスしながら、お客様自身でたこ焼き作りを楽しめるというもの。
プロにマンツーマンで教えてもらえるんですね!
美味しく食べながら、たこ焼きの腕もあげられるなんて一石二鳥!
衛生管理も徹底しているそうなので、安心!
しかもこれ、実はとってもお値打ちなんです。
通常購入だと8個入りで700円、でもこのサービスでは16個分の材料で、605円(税込)!
対面でなければ2人での利用も可能とのこと。
こちらのサービスが楽しめるのは、道頓堀店だけ!
ぜひ体験してみてくださいね!
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好きなお店に食べに行くことができなくなりました。
飲食店も大ダメージ!そこでなんとか生き残っていくために、お弁当などテイクアウトを始めるお店が急増しました。
このテイクアウトが、今注目なんです。
お店によっては「応援弁当」と題して、通常店内で食べるときよりも断然オトクな価格設定で売っていたりするんです!
そこで今回、私の家の近くのお店「餃子屋 裏キオウ」でお弁当を買ってみました!
店員さんに聞くと、普段はラーメンと餃子がメイン、テイクアウトは全くやってなかったのですが今回のコロナの影響で応援弁当を始めたんだそう。
期間限定で、いつまでかはまだ未定だそうです。
こちらの弁当、お値段はなんとワンコインで500円!
こんなに種類が豊富だなんて!
今回買ってみたのはチャーシュー海鮮W餃子弁当です!
見てくださいこのボリューム!これで500円!?
餃子は6個も入っています。ぷりっぷりの海鮮餃子も2個付き!
更にラーメンのチャーシューと、春巻きまで入っています!
普段それぞれ単品で注文したら500円じゃとても収まらないハズ。
餃子はとってもジューシー!
海鮮餃子も食感がモチモチでエビやお肉の具材のバランスが絶妙!
緊急事態宣言中で生まれた新しいテイクアウトの形、このアイデアはとても良い思います!
好きなお店に行って、店内で食べるのももちろん最高ですが、
今まだ油断できないこの状況、このようなオトクなテイクアウト弁当も引き続き継続してくれると安心して食事を楽しめますよね。
皆様も体を大事にしながら、食事を楽しみましょう!
[投稿者:KCHOW(インドネシア)」
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そこで、私も久しぶりに外出したのですが、スターバックスの徹底した防疫対策にビックリ!
訪れたのは、大阪なんば「なんばパークス」のスターバックス。
当時はお持ち帰りのみ提供していました。(現在はソーシャルディスタンスを保つ座席配置にて店内利用も可能です)
店内のテーブルと椅子が綺麗に一か所にまとめられています。
まず驚いたのはレジに並ぶお客さんの列!
沢山の方が並んでいるのに、みんなちゃんとソーシャルディスタンスを守ってます。
よく見たら、地面に足跡のシールが貼ってます。
家族や友達と一緒でも、シールごとに一人ずつしか立ちません。
そして今は感染防止のため、紙のメニューも配布しません。
足元にあるQRコードを使ってスマホでメニューを見ます。
そしてこのシールの設置、前後だけでなく、左右の人ともちゃんとソーシャルディスタンスを守れています。
すごく徹底してる!
ドリンクの受け取り場所も、距離を取りながら待ちます。
出入口も別々にしているおかげで、基本的に他の人とすれ違う場面がほぼありませんでした。
出入口にはきちんとアルコール消毒液が置いてあります。
ドリンクを待っている間、店員さんの手書きメッセージを読んで、
「マスクの下いっぱいの笑顔でお待ちしております」
…温かい気持ちになりました。
さすがスタバ!
飲食店は特に感染に気をつけなければならない中こんなにも防疫対策がしっかりされていたので
すごく安心して買い物ができました。
緊急事態宣言が解除されたと言っても、気が緩んではいけません。
次の段階はウイルスと平和に共存する生活を目指すこと。
マスクをつけて、手洗い、ソーシャルディスタンスを保って、3密を避けよう!
防疫対策はちゃんとしましょうね!
一日でも早く普段の生活に戻れますように。
みんなで協力して頑張っていきましょう。
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今は、なじみのお客さんが心配して来店する程度で、まだまだ旅行客は少ない様子。入口にはちゃんと消毒アルコールがありました。
大阪のお好み焼きといえば豚玉や筋コンが有名です。
ここは一旦ご主人が焼いてくれたものを、各テーブルの鉄板で保温しながら食べる「プロが焼いて最後までアツアツを楽しむ」という嬉しいスタイル。
豚玉、すじ玉なども人気ですが、一番食べていただきたいのが「もだん焼」
もだん焼(830円)
ここのモダン焼きは、卵タップリの生地に、一度焼いた焼きそばを絡めて、焼き上げるスタイル。
お好み焼の間に焼きそばを挟んでハンバーガーのように作る方法もありますが、このお店のように、焼きそばとお好み焼きが完全に合体した感じがいいんです!
ソースとマヨネーズもたっぷりかけてもらいましょう。
ふんわり柔らか~い口当たりに、おそばのプニュっとした食感と甘辛いソースが絶妙にマッチ。鉄板の上でさらに表面がカリッと仕上がりこれがまたお酒が進む!久しぶりにいただいたからか、以前よりも美味しく感じます。
テイクアウトもありますよ~ こちらは見た目も鮮やかなポテトコーン。ピザみたいですね!
ポテトコーン(750円)
お店のご主人にもお話を聞けました。
「久しぶりに再開してお客さんが来てくれた時、泣きそうになった。嬉しくて。お客さん一人ひとりに感謝の気持ちが心にしみてしまいます。」
「もし将来コロナ騒動で最後の国が収束宣言したら、その日を世界の収束記念日にして、みんなで国旗を立ててお祝いしたい。このお店には、世界中からお客さんが来てくれたのでまた来て欲しい。」
なんとアゼルバイジャンからもお客さんがはるばる来てくださっていたそう!ご主人、日本の外交官並の国際交流をされてたんですね。
店内には、いろんな国のお札やメモ書きが。どこの国のかわかりますか?
また世界中の人に大阪のお好み焼きを気軽に味わってもらえる日が来て欲しいですね。
こちらは今考案中のメニュー「すじコン」。特別に試食させていただきました。
甘辛くじっくり煮込んでいて、居酒屋で食べるのより大きなすじが、ガツンと入っています。コラーゲンたっぷりで元気がでるので早くメニュー化されるといいな。
ちなみに、新梅田食堂街の方にも同名のお店がありますが、そちらは息子さんがやっておられるお店です。そちらもぜひ行ってみてくださいね。
「きじ」のお好み焼きの味が、以前よりさらに美味しくなっているのはお客様への感謝の気持ちが倍増しているからかもしれませんね。
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ここ、中之島の街並みが5月になると華やぐことは有名ですよね。
その正体はそう、「バラ」。
一体どんな景色になるのか、「バラ園に行くのは初めて!」と語る台湾人レポーターと一緒に見に行きましょう。
「ここが噂のバラ園です!」とレポーターのテンションがあがってしまうのも仕方ありません。
なんてったって、中之島バラ園は、大阪市内最大のバラ園。
約310品種、およそ3,700株ものバラが育てられています。
優しい色合いの小さなバラや、
中央だけ黄色がかったバラなど、
普段目にすることがない様々な種類のバラにレポーターもうっとり。見惚れるとはまさにこのこと!
梅田からも近くビジネス街な中之島だから、目まぐるしく時間が過ぎていきそうなのに、ここでの時の流れはゆるやかな気がします。
実際、お昼ごはんを食べたり新聞を読む人の姿も見られるので、多くの人にとってのパワースポットになっているのかもしれません。
バラ園の対岸にはテラス席があるカフェなどもあるので、そこからバラを堪能するのもいいかもしれませんね。
入場料が無料でバラを堪能できるのも魅力のひとつです。見ごろはもうすぐ。色とりどりのバラに癒やされに中之島へ足を運んでみてはいかがですか?
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日本の本屋では本を買ったら店員さんがこういう紙のブックカバーがついてくれるんです。(※今は外出自粛なのでちゃんとSTAY HOMEしてね)
私は台湾出身なのですが、台湾の本屋はブックカバーをつける文化がないので、ちょっとびっくりしました。
以前から電車などで本を読んでいる方たちのブックカバーの種類がさまざまで、気になっていました。
一体どんな物があるか気になったので、東急ハンズ心斎橋でブックカバーの売り場を見てきました!
こんなに種類があるんですね!すごい!
可愛い動物柄や…
(¥1000+税)
おしゃれな革素材
(¥3800+税)
なんと、畳素材のブックカバーもあってビックリしました!
(¥1000+税)
ふわ~と畳のいい香りがします。
読書しながら畳の香りが匂って、なんか落ち着きますね。
そして、透明のもありますよ!
(¥220+税)
透明の物は台湾にもありました!
台湾のブックカバーは小説というよりも教科書に付けるのが主流です。
私が小学の時も教科書が汚れないように付けていましたね。
さらに、一番いいと思ったものがこちら!
(¥2500+税)
サイズ調整できるブックカバーです!
本のサイズが様々あって、これ一つで色んな本に対応できます。
この発想がすごいです!
大事な本を汚したくないのはもちろん、自分がどんな本を読んでいるのか他人に知られたくない時にも便利ですよね。
改めて、日本人はプライバシーをすごく重視していると実感しました。そして物を大切にしている心も素晴らしいと思いました。
皆さんもぜひ大切な本にブックカバーを付けてみてはいかがでしょうか?
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今回は、そんなマイナスの状況になった時にに、少しでもそのストレスを解消できるとっておきの手段をご紹介します。
それは滝行!
大阪・河内長野市にある「勝光寺」。ここでは滝行の体験ができ、年間約1000以上の人が修行を受けに来る大人気の修行スポット。
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私は気温が一番低い2月という真冬の時期に、ここ勝光寺に滝行の体験をしに行きました!
難波から電車とバスで約1時間。自然いっぱい、マイナスイオンあふれる山のふもとにあるお寺です。ここに来るだけでも気持ちがだいぶ浄化されるような気分。
体験料金は一般の方が8000円で、学生の方は5000円。
この修行コースでは、ここの住職の方が立ち上げたユニークな人間学「人間繁盛学」の勉強や読経、座禅、そして滝行が含まれていますよ。(滝行のみの修行は承っておりません。)
勝光寺の住職・井本さんは取材当時75歳。でもとてもお元気!悟りを開いた優しいお爺さんという印象でした!
まずは住職の井本さんの説明を受けます。滝行の成果を上げるため、人間繁盛学、お経と座禅の作法とマナーも学びます。
お経や座禅自体が人生初めての経験。最初はただ座ってじっとすればいいのかと思っていたけど、
神聖な本堂で住職さんお経を聞きながら静まり返った空間で座禅をしていると、不思議とだんだん心が落ち着き穏やかな気持ちになってきました!
勝光寺からすこし歩いたところにある小さい川まで向かいます。
この時は一体どんな滝なのか緊張と期待でいっぱい!
山路の最後のカーブを曲がると、ようやく滝が目の前に!
高さおよそ3~4メートル。周りの三面は岩で囲まれまるで桃源郷。
滝のすぐ隣には神様の石像が祀られています。神々しい空間がとても印象的!
更衣室で着替えを済ませドアを開けた瞬間、強い寒気に襲われます。
その時点で気力がふっ飛んでしまいました!
さらに、そこから冷水を体にかけて体を馴らします。
超~冷たくてトゲトゲしい川底を肌足で踏む激痛と、冷水を体にかけたとたん極寒が体中に走りまわる恐怖!!これは人生初の感覚!ツライ!
半分心が折れかけた自分の気持ちを取り戻すため、住職さんと一緒に神様の石像と滝に向かって大きな声で御礼
「お願いします!やります!」
いよいよ滝に入ります!
高さが3メートルだし水量も大したもんじゃないと思うかもしれませんが、とんでもない!
極寒の水が体温を一気に奪い、力強い拳で力強く背中をたたきつけられているよう!滝に入った瞬間ビックリして反射的に外に逃げようとしてしまいましたが、それを住職さんが制止、滝の中でなんとか耐えます。
とにかく寒い!!体に叩きつけられた滝の振動と音が全身に回っていました。
普段の悩みや、迷い!?
全然そんなところじゃない!とりあえず一生懸命堪えることで必死!
「はい!オッケー!よく耐えました!」と住職さんが終わりを宣言。
この時間、たった1分。
こんなに人生で長かった1分があったでしょうか!
滝から出ても、まずしっかりと滝と神様に大きな声で感謝。常に礼儀作法を大事にしていますね。
あれだけ極寒の体験をしたし、これは熱でも出てもおかしくないと思っていましたが、
その後帰りの電車の中でも体がどんどん清々しくなって、精神的にも爽快感でいっぱい!
滝行の効果をすぐに実感できた瞬間でした。
この滝行のような極端のシチュエーションに陥った時、人の頭の中は、その時の感覚(寒さ)と感情(恐怖)にひたすら集中していることに気づきました。
その時は、普段の生活の悩みやストレスなんてどうでもよくなるんです。というかどこかに吹っ飛んでます。
そして試練を終えてもう一度これらのマイナス要素と向き合う時、心に余裕が生まれている気がします。
本当に素晴らしい体験でした。感謝です。
こちらの滝行は年中体験することができます。皆さんももし興味があればぜひ体験してみてください。
そして、より厳しい環境での修行と、より精神の爽快感を味わいたい方には、私のように真冬の季節にあえて行ってみるのをオススメします!
[投稿者:SON(中国)]
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