日本ではテイクアウト文化は江戸時代から始まったみたいです。
私の出身地、東南アジアではテイクアウトの文化はずっと昔から。むしろお店に食べるよりテイクアウトの方が利用率は高いかも。
お店が混雑状況に左右されないし、一度にいろんなお店の味を楽しめたり、テイクアウトにはいくつか利点がありますよね。
さて、今回は大阪・福島の「お好み酒家ん"un”」という店でテイクアウトしたランチを紹介します。
この店はお好み焼きと鉄板焼きがメインですが、
ランチのテイクアウトメニューはこんな感じ。全部800円(税抜)です。
今回買ってみたのは「焼肉丼」です!
今回は目玉焼きをトッピングしてもらって930円(税込)です!
焼肉4枚が乗っていて、もやしや小松菜などお野菜もたっぷり!
見た目以上にボリューム満点のランチです!焼肉はとても柔らかくて、タレが染みたご飯と食べたらすごく美味しい!
半熟の目玉焼きからとろーんと流れ出る黄身と一緒に食べると最高のハーモニー!
外食よりもお手頃価格で、普通のコンビニはない手作り料理を楽しめる、
テイクアウトはこれからの生活様式に合った食事スタイルですね。
ぜひ皆さんもテイクアウトを楽しんでくださいね。
[投稿者:KCHOW(インドネシア)]
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それが、「テイクアウト」!
最近はテイクアウトできるお店がハイスピードで増えました。
実は台湾ではテイクアウトは日常生活の一部と言っても過言ではなく、昔から普通にどの店でもあった文化ですが、
日本は、どこでもテイクアウトできるわけじゃなかったですよね。
では、何故日本が今までテイクアウトが普及しなかったのか?
その一番の理由は、食品安全の問題です。
テイクアウトはどうしても保存状態で品質が大きく変わってきます。
ですので食中毒などで店側が責任に問われることの危険性、店の信用の低下のリスクを避けていたわけですね。
しかし、今回新型コロナの影響で、その考え方も少しずつ変わったみたいです。
以前もランチメニューを紹介したことがある大阪・福島の「大陸カレー」に行ってきました。
今回はこちらのテイクアウトメニューを紹介します。
ここの一押しは、スパイスカレー!
見て!彩りが綺麗なお弁当!
テイクアウト¥1100税込(カレー代¥1050税込+容器代¥50税込)
箱を開けた瞬間ふわっと漂うキーマカレーのいい香り!
そして、色々なトッピングがカラフル!見るだけで食欲が全開ですね。
別盛りされたトマトチキンカレーと和風ココナッツ豆カレーをかけて混ぜて食べます。
見た目も味も本格的なスパイスカレー!癖になる辛さと香辛料の香りがたまらないです。
色んなトッピングとあいがけて食べると酸味や食感がどんどん変化して、最後まで飽きない味!
こんな本格的なスパイスカレーがテイクアウトで家で食べるなんて、最高です!
新型コロナは飲食業界に大きな打撃を与えましたが、
考え方を少し変えてみると、「日本の食文化を改めて認識して作り直す大きなチャンス」かもしれないですよね。
テイクアウトが増えた事によって、家で手軽に楽しめる料理の幅が増えて私達も食事の楽しみが増えました!
ぜひ皆さんもテイクアウトを活用して、安全に食事を楽しみましょう!
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デリバリーやコンビニは大いに活用していましたが、意外と自炊をしっかりするようになった方も多いのでは?
なんと関西では、家でたこ焼きを作る機会が増えたそうですよ!
さすが関西人ですね笑
そんな状況から面白いアイデアを打ち出したのが、たこ焼き屋の「くれおーる 道頓堀店」!
普段は観光客で行列が絶えないこちらの店舗ですが、最近はめっきり落ち着いてしまったそうです。
そこで!大阪府の休業要請が大幅に解除された5月23日から、
店内でソーシャルディスタンスを保ちながら、1人でもたこ焼き作りを楽しめる「ソーシャルディスタンス“ひとり”タコパ」(16個、 税込605円)を開始!!
え?お店でタコパ?一人?どういうこと!?
くれおーるでは、通常はスタッフが焼いたたこ焼きを提供していますが、
このサービスでは1テーブルに1台のたこ焼き器を用意、スタッフが焼き方のコツをアドバイスしながら、お客様自身でたこ焼き作りを楽しめるというもの。
プロにマンツーマンで教えてもらえるんですね!
美味しく食べながら、たこ焼きの腕もあげられるなんて一石二鳥!
衛生管理も徹底しているそうなので、安心!
しかもこれ、実はとってもお値打ちなんです。
通常購入だと8個入りで700円、でもこのサービスでは16個分の材料で、605円(税込)!
対面でなければ2人での利用も可能とのこと。
こちらのサービスが楽しめるのは、道頓堀店だけ!
ぜひ体験してみてくださいね!
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好きなお店に食べに行くことができなくなりました。
飲食店も大ダメージ!そこでなんとか生き残っていくために、お弁当などテイクアウトを始めるお店が急増しました。
このテイクアウトが、今注目なんです。
お店によっては「応援弁当」と題して、通常店内で食べるときよりも断然オトクな価格設定で売っていたりするんです!
そこで今回、私の家の近くのお店「餃子屋 裏キオウ」でお弁当を買ってみました!
店員さんに聞くと、普段はラーメンと餃子がメイン、テイクアウトは全くやってなかったのですが今回のコロナの影響で応援弁当を始めたんだそう。
期間限定で、いつまでかはまだ未定だそうです。
こちらの弁当、お値段はなんとワンコインで500円!
こんなに種類が豊富だなんて!
今回買ってみたのはチャーシュー海鮮W餃子弁当です!
見てくださいこのボリューム!これで500円!?
餃子は6個も入っています。ぷりっぷりの海鮮餃子も2個付き!
更にラーメンのチャーシューと、春巻きまで入っています!
普段それぞれ単品で注文したら500円じゃとても収まらないハズ。
餃子はとってもジューシー!
海鮮餃子も食感がモチモチでエビやお肉の具材のバランスが絶妙!
緊急事態宣言中で生まれた新しいテイクアウトの形、このアイデアはとても良い思います!
好きなお店に行って、店内で食べるのももちろん最高ですが、
今まだ油断できないこの状況、このようなオトクなテイクアウト弁当も引き続き継続してくれると安心して食事を楽しめますよね。
皆様も体を大事にしながら、食事を楽しみましょう!
[投稿者:KCHOW(インドネシア)」
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そこで、私も久しぶりに外出したのですが、スターバックスの徹底した防疫対策にビックリ!
訪れたのは、大阪なんば「なんばパークス」のスターバックス。
当時はお持ち帰りのみ提供していました。(現在はソーシャルディスタンスを保つ座席配置にて店内利用も可能です)
店内のテーブルと椅子が綺麗に一か所にまとめられています。
まず驚いたのはレジに並ぶお客さんの列!
沢山の方が並んでいるのに、みんなちゃんとソーシャルディスタンスを守ってます。
よく見たら、地面に足跡のシールが貼ってます。
家族や友達と一緒でも、シールごとに一人ずつしか立ちません。
そして今は感染防止のため、紙のメニューも配布しません。
足元にあるQRコードを使ってスマホでメニューを見ます。
そしてこのシールの設置、前後だけでなく、左右の人ともちゃんとソーシャルディスタンスを守れています。
すごく徹底してる!
ドリンクの受け取り場所も、距離を取りながら待ちます。
出入口も別々にしているおかげで、基本的に他の人とすれ違う場面がほぼありませんでした。
出入口にはきちんとアルコール消毒液が置いてあります。
ドリンクを待っている間、店員さんの手書きメッセージを読んで、
「マスクの下いっぱいの笑顔でお待ちしております」
…温かい気持ちになりました。
さすがスタバ!
飲食店は特に感染に気をつけなければならない中こんなにも防疫対策がしっかりされていたので
すごく安心して買い物ができました。
緊急事態宣言が解除されたと言っても、気が緩んではいけません。
次の段階はウイルスと平和に共存する生活を目指すこと。
マスクをつけて、手洗い、ソーシャルディスタンスを保って、3密を避けよう!
防疫対策はちゃんとしましょうね!
一日でも早く普段の生活に戻れますように。
みんなで協力して頑張っていきましょう。
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そこで外国人観光客に超人気のスポット、梅田スカイビルのあたりは今どうなっているか取材に行ってきました。
高さ173mの最上階にある展望台、空中庭園がスカイビルで一番有名ですが、こちらはもちろん当面の間臨時休業。映画館も閉まっています。
でも!スカイビルには隠れた憩いの空間があるんですよ…!
私は緊急事態宣言を受けて自宅勤務に切り替わったのですが、実は自宅がこのビルから徒歩3分。
健康維持の為にほぼ毎日ここの素晴らしいお庭を散歩しています。このビルに映る雲をぼ~~~っと眺めているとリラックスできます。
何より安心なのが、人が全然いないこと!
ビルの北側にあるお庭「新・里山」は、8,000㎡にも及ぶ広大なエリア、ナチュラルな感じの里山が、都会の真ん中に再現されていて散歩にぴったり。
植物や農作物を見ながらお散歩すると、ここが都会の真ん中とは思えないです。よ~く目をこらすと、鳥や昆虫、ビオトープにはメダカなどの生物もたくさんいます。
今、まさに満開の桜!美しい!そして、誰もいない!!
こんな風に咲き誇る桜と、スカイビルをセットで撮影できるインスタ映えスポットが沢山あるんです。もちろん、さくら以外にも四季折々の花を楽しめますよ。
夜は、ライトアップも美しいんです。
この風景を独り占め!ソメイヨシノより、この枝垂桜の方が開花が遅めなので長い間楽しめます。
夜もたまに犬の散歩の方とすれ違う程度。本当に人が少ないです。
この里山は初夏になると田植えがはじまり、秋には毎年かわいいカップルの案山子が登場します。
この案山子が毎年、着ている服が変わるのも楽しみにしている人も多いとか。
ついでにスカイビルのテナントも少し見てきました。
地下には昭和レトロな街並みを再現している「滝見小路」があり、数々の名店が入っています。
この日は8割程のお店が開店していましたが、ビックリするほど人がいない!
いつも長蛇の行列が出来るお好み焼き屋「きじ」も、お客さんがいませんでした!
こんなの初めて見る景色…。
中国のグルメサイトで2019年の人気店として表彰され、普段は外国人のお客様が大勢いる「いなせ寿司」も、店内にお客さんが一人っきり…。
お隣の和雑貨のお店で、かわいい手作りマスク(400円)をゲットしました。
さらし布を使ってるんですって!こういったコロナ対策のグッズを独自のアイデアで作って販売しているお店も増えています。素敵なことです。
ところで、ここ滝見小路には穴場のスポットがあります。それが「トイレ」!
昔のお風呂屋さんっぽい感じになってます。富士山の絵が見事!
事態が落ち着いたら是非トイレに行ってほしい!
いやトイレだけじゃなくて、夏の七夕には綺麗な七夕飾り、秋になると紅葉、冬は巨大なクリスマスツリーが飾られたりと、スカイビルには展望台以外にも見どころ沢山です!
お近くにお住まいの方は、今の時期でもリフレッシュのためにこの里山を散歩するのはオススメ。適度に外の空気を吸って健康的な毎日を過ごしましょうね!
*記事は2020年4月9日現在の様子です
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ドラッグストアやコンビニにも全然入荷されず、一時は買い占め・転売が問題にもなりました。
でも、そんな問題を解決しようといろいろなアイデアを発信してくれる方々も沢山います。
先日中国人リポーターは、SNSでこの動画を発見しました。
これは手ぬぐいを製造しているメーカーが、手ぬぐいを新たに縫うことなくそのままマスクとして活用する方法を提案してくれています。
医学的なマスク程の機能はありませんが、それでもマスクがない方へ最低限の安心と手軽さ、マナーやエチケットを果たすには十分です。
この「手ぬぐい」を利用するという点にも中国人リポーターはとても感心したみたい。それはなぜかというと…
日本の手ぬぐいが万能すぎる!という点。
身体や食器を拭くのはもちろんのこと、贈り物を包むラッピングのような使い方もできたり、
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ティッシュカバーやボトルカバーにもできたり、
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更には、スカーフ風にアレンジしてファッションにもなったり
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そして今回のマスクとしての活用法。
万能すぎる…!!
そこで、この手ぬぐいマスクを提案された「にじゆら」さんの生産工場に突撃取材に行ってくれました!
中国人リポーターらがつけているこれこそが、まさに手ぬぐいマスク。オシャレですよね!
これを解くとただの手ぬぐいに戻るというから驚き。
実は、手ぬぐいを縫製してちゃんとマスクにした製品も販売されています。
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代表の中尾さんに、この手ぬぐいマスクを作ったきっかけを伺いました。
もともと中尾さん自身が花粉症で、同じ症状で困っている方に向けて作り始めたものの、
今は新型コロナによるマスク不足で花粉症対策で必要だった方にもマスクが確保できない。そこで、今こそ沢山作っていかねばならないと決意されたのだそう。
世の中の役に立ちたいという使命感、そして世の中の情勢に柔軟に迅速に対応できる企業体制に感動です…!
手ぬぐいと手ぬぐいマスクは「にじゆら」オンラインショップで購入できるので、ぜひ興味のある方は利用してみて下さいね!
動画では、手ぬぐいの生産工程も覗かせていただきました。
「注染」という染め方が独特で面白い!
その模様は動画で詳しく紹介していますのでチェックしてみてくださいね!
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そこで感染の逆流を警戒し、検疫を更に強化する動きが始まっています。
でも、これだけ感染力の強いウイルスが、人口莫大な中国で本当に収束へ向かうのでしょうか?
正直、半信半疑ではあります。
でも、先日(2020年3月15日)私の中国人の知人が実際日本から北京へ渡航し、その時の体験談を聞いたら中国政府の「収束への自信」の根拠も分かってきました。
というのも、なんと10時間もかかる厳し~~い検疫が待ち受けていたというから驚き!
そこで、今回はその知人が中国入国で体験した壮絶な検疫の過程をご紹介します。
空港のチケットカウンター前に、体温検査と連絡情報、直近14日間の感染国への渡航歴の有無を含む「健康申請書」の提出を行います。
そして搭乗する前に、さらに体温検査。しかも2回!すでに厳しい…!
普段中国観光客でいっぱいの北京行きの機内、今は真逆でガラッガラ!感染を防ぐためか、席は空けて座るようにしています。一列8席だと3人が空けて座る感じ。厳しい…!
機体や荷物の消毒のためか、すぐ飛行機から降りられず、預かり荷物の搬送もすぐ行われず、とにかくいったん待機です。
その間さらに「中華人民共和国出・入境健康申明卡」という中国側に提出する健康申請書を書きます。
ここで機内アナウンス。
「飛行機を降りた後は、各自荷物を持ちバスに乗って「北京中国国際展覧中心新館」に搬送、そこで各自の体温検査や、隔離予定の場所(知人の場合は自宅です)の申請などをして、その後皆さんは開放されます」とのこと。
この待機時間がなんと2時間!厳しい~…!
さらに体温をもう一度計り、やっと乗客は飛行機から降りられます。
すると外では全身防護服を着ている作業員がお出迎え。
【検疫開始からおよそ2時間経過】
入国審査を通った方々は管理しやすいのか、空港内の一か所に集められ、そこにすべての旅行者の預かり荷物が搬送されていきます。
周りは全身防護服姿の作業員たちだらけ!まるで映画の中!?
荷物も検疫と消毒をしているのか搬送されるまでだいぶ時間がかかりました。
自分の荷物が届き次第「北京中国国際展覧中心館」行きの専用バスに乗って移動!
このバスを先導するのが、まさかのパトカー!!きっ…厳しい!!
【検疫開始からおよそ5時間経過】
「北京中国国際展覧中心館」に到着。ここでさらに体温検査と14日隔離予定場所の申請、14日間隔離の同意書(違反の場合は違法行為と見なされる)と住宅団地組合との連絡。
もろもろ全ての審査と申請が終わったら、開放されます。
今回の知人の隔離場所は自宅。や~~っとほっとする場所に帰れます。
ただし!そこまでの移動は、感染を防ぐため知人や家族のお迎えは禁止!指定された運転手が一人一人自宅まで搬送します。運賃は無料だったのがせめてもの救い(笑)
【検疫開始からおよそ10時間経過】
自宅でホッとできると思いきや、なんと家の玄関ドアに、
「ここの住民は最近入境し14日間の隔離を義務付けられています」という通知の紙を貼って、周りの住民たちに知らされることになります。
さらにここの団地組合から電話での体温の報告が義務付けられます。
家に帰ってからも、厳しい~~~!!!
以上が知人が北京で経験した検疫の全過程、いかがでしたか?
本人もその検疫の厳しさにビックリしたそう。
そして、北京空港で全身防護服の作業員姿を見たときに、日本の空港はまだのんきで平和なんだなと実感したそうです。
この体験談を通して、今の中国のリアルな姿を覗き見できたと思います。そこでこのおそろしい病気に立ち向かうべく、何かを感じていただければ嬉しいです。
国によって制度や体制が異なるので、中国と全く同じようにするのは難しいと思いますが、私たちも外出の際のマスク着用、こまめに手の消毒など、身近に出来ることから最善の努力をしていきましょう。
[投稿者:SON(中国)]
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更に根拠のないデマが流れ、トイレットペーパー・ティッシュまでもが買い占め騒動になる事態…。
情報に踊らされた日本人たちの混乱が目立っています。
3月1日に道頓堀のドン・キホーテに行って、マスクの在庫状況を見てきました。
いつも外国人観光客で賑わっているのに店内は割とガラガラ。
マスクはちょうど入荷されたタイミングみたいで結構ありました。
主に花粉対策用でちょっと割高マスクではありますが、
「日本製」「花粉=ウイルスを防ぐ」というポイントを強調したポップが新型コロナ対策も匂わせている感じですね。
中国語でもポップありましたが、今は外国人の姿は少ないのであんまり意味はなさそう…。
また、同じく陳列されていたのがこちら。
首にかけるだけの除菌ブロッカー。
30日間有効とのことで、これこそどこまで効果あるのか目に見えないのでわかりませんが、購入して試しています。
こういった空間除菌系グッズも結構売れている模様。
あとこちら。
除菌ハンドジェル。お出かけ時にパッと使える手軽さ、ドアの取っ手や電車のつり革を触った後など接触感染を防ぐ手段として大活用なのでめっちゃ売れていました。これを1ケースまるごと買う方が数名いました。
こういった状況を見て思うのは、目先の日用品の確保にとにかく必死。
もちろんそれも大事ですが、新型コロナに対する知識と、理解した上での危機感が他国に比べて低いんじゃないかと感じます。
私は今外国人のスタッフと一緒に仕事をしていますが、中国人・台湾人の子たちの話を聞いていると我々よりももっと危機感を高く持っていました。
日本経済新聞では、世界別の感染者数の推移をビジュアライズ化させたページを公開しています。
これの推移を日毎で見ていても、台湾やフィリピンでは感染者の拡大を防いでいることが見てとれます。
(そもそも検査を行っていない地域もあり、一概にこのグラフが全てではないですが)
これは早くから政府が徹底した厳重な対策をとっていた結果だと思いますが、日本ではどうでしょうか?
毎日ニュースで何かしらの発表がされますが、後手後手に回っている印象を個人的には受けます。
それは、この新型コロナの恐ろしさ、危機感という意識が国民含め全体的に低いからなのでは、と。
先日、台湾人スタッフが教えてくれたのが、とあるYouTubeチャンネルの動画でした。
この動画は、武漢に住む中国人カメラマンのドキュメンタリー。
看護師をしている彼の奥さんが新型コロナに感染、自宅治療で非感染の彼とどう同居し闘病生活を送っているかをリアルに伝えています。
今も更新されていますが、奥さんの容態悪化や、武漢の街の様子などリアルな姿がそこには描かれていてとても衝撃的でした。
もしかしたら何ヶ月が先の日本もこうなるのかも知れない…。恐怖です。
でも、ぜひ同じ日本人に見てほしいと思いました。
ただただ恐怖を与えるだけは良くないと思いますが、これが今世界中で起こっている現象のリアルだと、私達の未来かもしれないと、それを受け止めることが重要だと感じました。
そして、世界のニュースではもっとこの新型コロナの恐ろしさをリアルに伝えるニュースがたくさん報道されていて、日本の情報番組で流れているニュースはそのほんの一部分でしかないこと、も少しずつ実感してきました。
手洗い・うがい・除菌…日常でできることは、もうみなさん身近なことなので毎日されていると思うのですが、そこからもう一歩、私たちは日本のニュースだけではなくもっと国際ニュースを見て、世界目線でこの問題を把握する必要があるのかもしれません。
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